MTB*SS WEBLOG

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ディングル化仕上げ その3(テンショナ加工&装着)

2010-07-14 21:17:32 | シングルスピードMTB

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自転車のチェーンはたるんでいると、ギアから外れてしまいます。
で、内装変速機とかシングルスピードのチャリはホイールの軸を後ろに引っ張ってチェーンを引っ張ってます。
引っ張った状態で固定すればいいように思えますが、それだけではペダルをこぐ力に負けて軸が前に引っ張られてしまいます。
そうするとチェーンは当然たるみます。

こいつを防止するのがチェーン引き(チェーンテンショナ)です。
ディレイラーのテンショナと同じ機能(チェーンを引っ張る)なので同じ言い方をしますが、その方法が全く違います。

今回私が購入したのはBMX用の頑丈なやつ。
以前の鉄製のやつはチェーンテンションに負けてゆがんでしまいました。
ゆがんだ状態でも一応機能は果たしますが、やっぱり趣味のもの。
見た目が悲しいのは嫌です。

購入したやつを装着しますが、そう簡単にはいきませんでした。

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フレームのトラックエンドの溝にテンショナの凸部がはまるようになってます。

この凸部が長いのでエンドの行き止まりと軸が作る長さの溝に入りません。

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躊躇なく削ります。
軟らかいアルミなので削りやすい。

汎用品はこうやって加工しないと使えないこともあります。
いじるのが好きな人はなんとも思いませんが、そうじゃない人には面倒かもしれませんね。

ちなみに、、、
ディレイラー(外装変速機)が付いている一般的なスポーツチャリは、ディレイラーに装備されているテンショナがスプリングの力でチェーンを引っ張っています。
ディレイラーには2つのプーリーが付いているのが普通です。
シマノの製品だと、上のプーリーがチェーンをかけ変える「ガイドプーリー」、下のプーリーがチェーンを引っ張る「テンションプーリー」となっています。
見た目は同じ部品のようですが、名前が違うだけでなくよくよく見てみると構造も違います。


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