学習メモ。
間違いあれば、
私の聞き間違いか、知識不足です。
また、" "内は感想です。
今回は第6回。
第6回「植物学と有機化学の勃興」
・本草学
薬になる植物、動物の学問。
・本草綱目
中国で刊行された。
日本の本草学に大きな影響を与えた。
・江戸時代の本草学は↑に書かれた図の植物は、
どの植物にあてはまるのかを探すものだった。
江戸時代の植物学は本草学の一部であった。
・日本に自生する植物の種類は約7000種類で、
そのうち2900種は日本だけに自生する固有種である。
世界的に見てもとても豊富な植物資源である。
しかし、1690種が絶滅危惧種である。
・アサガオは奈良時代の末か平安時代の初めころに、
遣唐使が薬として持ち帰ったもの。
・ソメイヨシノは染井村、奈良の吉野村が命名の元となった。
17世紀以降に交配か自然でか発生し、
吉野桜と呼ばれていた時期があり、
染井村からもたらされたので、
染井吉野と呼んだという説がある。
・宇田川榕菴。
ボタニカ経、ラテン語のボタニカから。
植物学の書。
化学書の舎密開宗も発刊している。
・有機化学について。
目にするものは有機化合物と無機化合物しかない。
有機化合物は炭素を骨格とする化合物。
しかしCO2、KCNは含まない。
・モルヒネの抽出。
1804年ゼルツィルネル(ゼルチュルナー)による。
モルヒネはアルカロイドの一種。
・アルカロイドとは有機化合物の内窒素と結合している含窒素化合物の大抵の物。
麻薬(モルヒネ、コカイン)、キニーネ、ニコチン、カフェイン、
テトロドトキシン、アコニチン(トリカブト)、ビタミンB1、イノシン酸(鰹節のうまみ成分)、
コルヒチン(痛風治療薬)、インジゴなど。
・このラジオ講演者は世界で初めてアルカロイドの分類に成功した。
アルカロイドを作られる系統で、16のカテゴリに分けることができた。
1980年代にNMRによる生体内の、
化合物の生合成の研究が飛躍的に進んだことによる。
・アスピリン、ヘロイン1899年。
・ヘロインは咳を止める効果が強い。
モルヒネをアセチル化したもの。*
・化学は物理、数学、動植物学、医学などと比べるととても新しい学問である。
・薬学を理解するには有機化学の知識が必要。
*2021.11.4 修整