9/1 富士山@御殿場ルート

2019-09-01 16:14:38 | 富士山

 

 

登山指数が [ A ]  か [ b ]

だったら・・・ってことだったんですが

昨夜19時の更新では

ほぼほぼ [ C ] 

でも天気予報の感じだと そんなに悪い情報もなく

じゃあ考えを切り替えて「[ C ]のお勉強をしに行ってみよう!」と

前回と同じスケジュールで出発しました

次は須走ルートと思っていたのですが

最長ルートと大砂走りに興味津々

登山口まで車で行けて 4ルートのなかでダントツにすいている

目指したのは御殿場口5合目

前回の富士宮口の標高より940mも下がスタート地点

駐車場には0時頃に着きました

「すいてる」って言ったのはだれだ

第2駐車場までほぼ満車でした

あとからも続々

目覚ましを4時にして寝に入ろうとしたのですが

到着する皆さんが すぐさま準備して出発していくのが気になって気になって…

あ~あ 睡眠ゼロ

 

林を抜けてしばらくすると後ろに夜景が見えるようになりました

天気良さそうじゃん

テンション上がって 寝てないことも忘れました

情報通り 前半はなが~~い砂利道をひたすら

ザクッ ザクッ ザクッ・・・とゆっくり登ります

けっこう強い風が吹いていて バランスを崩すこともあったり

ときどき突風もあり 大粒の砂か小粒の砂利が飛んでくることも

上へ歩けば歩くほど

この砂混じりの風が強くなっていき だんだんと辛くなっていきました

とくに目が痛い

前回より気温も低く Tシャツ一丁ではとても無理で 今日は3枚重ね着

休んでなにか食べたりすることもできないまま

延々と3時間くらい歩いてやっと六合目

あれ?先に新六合目があったはずなんだけど気づくこともできなかった

休まず通過

空が明るくなってきたら なんかすごい雲がありました

 

3,000m到達 

 

ここではじめてのちゃんとした休憩

座って荷物をおろして

食料補給しながら日の出を待ちました

 壮大です

 

 

7合目からのご来光

 

「これヤバイやつだよ」と

近くにいる人が話していました

この雲が出るっていうことは荒れるということを意味すると仲間に教えていました

そのヤバさを知らない自分はただただ感動でしたが

この後その実体験が待っていた

 

さて行くか!と山頂の方を見上げると

ココから上は真っ白け

 

 

 

 

ここから写真がなくなります

 

もう写真どころか 富士山どころでもない気持ち

真っ白で撮るものもないし!まともに立っても居られない

台風直撃か!しかも真冬!!

 

引き返して下りる人もいるし

山頂からのすれ違う人は

「上もっとヒドイので気を付けて」とか

「飛ばされないように」

え~~

 

しかしそれホントのはなしで

突風が吹いたときには四つん這いで絶えないと危ないほどの

暴風雨でした

登山指数 [ C ] なめてましたゴメンナサイ!

地図もスマホも見れず

自分がどの辺に居るのかわからないまま登り続けると突然

鳥居が見えました

もうしがみつきたい気分でした

出発から約5時間半

7:08登頂

 

山頂でいろいろ食べたり

のんびりできればと思っていたのですが

居場所ありません

外国人の人たち 国旗ちゃんとできません

 

剣ヶ峰もお鉢巡りも危険

すぐさま下山へ

 

行きと同じ状況の中を慎重かつ足早に下りて

嵐の下まで来れました

 

 

 

 

 

みなさん無口

 

山頂で食べるはずだった食料をここでやっとです

 

レンズ雲

吊るし雲

と言うみたいです

食料補給して荷物も軽くできました

大砂走りの準備は

先人たちの訓えによると

靴下二枚重ねとスパッツ

砂利が一粒も靴の中に入らないようにせよ!

少し走ってみるとコツはすぐにわかり

あ~下山ははかないな~と感じながら

歩いたり休んだり走ったりしてみました

 

ここから宝永山に行けるようだったので

噴火口を見てきました

 

 

そしてまた御殿場ルートへ戻り

直線の下山道を ザックザックと突き進み

 

富士山保全協力金1,000円を納めて

下山完了

青が前回の富士宮ルートで 御殿場ルートは緑でした

 

今後はなりゆきで