宮城県美術館の特別展「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」を鑑賞してきた。宮城県美術館は11年前にもフェルメールの特別展「フェルメールからのラブレター展」を開催していたが、この時公開されたフェルメール作品は3点のみだった。 それが今回の特別展は「窓辺で手紙を読む女」1作だけ。元から作品数が少ないにせよ、特別展名からはフェルメールの絵が他にも展示されているのでは……と . . . 本文を読む
東北歴史博物館の特別展「欲望の昭和~戦後日本と若者たち~」を見てきた。私自身も昭和30年代後半生まれ、展示資料には懐かしいものが多かった。博物館のHPでは特別展をこう紹介している。―昭和20年8月15日,この日を境に日本は,より良い明日を求め,「豊かな人なみの暮らし実現」という欲望を募らせながら経済社会を発展させてきました。その過程で,欲望実現としての「消費」の意味は,生活必需品の「買い物」に加 . . . 本文を読む
宮城県美術館の特別展ポンペイを見てきた。過去にも仙台市博物館でポンペイ展が開催されており記事にアップしたが、ポンペイ展は何度見てもよい。県美術館のHPでは特別展をこう紹介している。
―南イタリアに存在した古代都市、ポンペイ。西にナポリ湾を望むこの街は、風光明媚で大地は肥沃、交通の要衝でもあり、紀元前2世紀ごろから大きく栄えました。やがてローマ人の別荘地としても発展しますが、79年、街の北西にあ . . . 本文を読む
東北歴史博物館の特別展「知の大冒険-東洋文庫 名品の煌めき-」を見てきた。BS日テレ『ぶらぶら美術・博物館』で放送されていた特別展がついに宮城県でも開催されることになった。以下は東北歴史博物館HPでの紹介。
―東洋文庫は,三菱第三代社長岩崎久彌が,1924年に設立した東洋学分野における日本最古・最大の研究図書館です。その蔵書は国宝5点,重要文化財7点を含む,約100万冊に及びます。そこには誰し . . . 本文を読む
仙台市博物館の特別展、ライデン国立古代博物館所蔵古代エジプト展を見てきた。仙台市博物館では過去にも古代エジプト関連の特別展が開催されているが、ライデン国立古代博物館所蔵の展示は今回初めてのはず。特別展の公式サイトもあるが、以下は仙台市博物館HPにおける展示館の概要。
―オランダにあるライデン国立古代博物館では、ヨーロッパ有数のエジプト・コレクションを所蔵しています。本展覧会では質・量ともに優れ . . . 本文を読む
宮城県美術館の特別展「足立美術館展 横山大観、竹内栖鳳、華やかなる名品たち」を昨日見てきた。今回の特別展で初めて私は島根県に足立美術館があることを知ったが、展示された日本画は秀作ぞろいだった。美術館HPでは特別展をこう紹介している。
―足立美術館は、島根県安来市出身の実業家、足立全康氏が長年にわたって収集してきた美術品をもとに、1970(昭和45)年に開館しました。優れた近代日本画を所蔵する美 . . . 本文を読む
昨日、宮城県美術館の特別展「奈良・中宮寺の国宝展」を見てきた。何しろ教科書に載っているだけではなく、あまりにも有名な国宝《弥勒菩薩半跏思惟像》が展示されているのだ!この仏像目当てに来館した方も多かっただろう。美術館HPでは特別展をこう紹介している。
―奈良・斑鳩の法隆寺の東に位置する中宮寺は、聖徳太子の御母・穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)崩御の後、その住まいを聖徳太子が寺院にされ . . . 本文を読む
東日本大震災復興祝念としての宮城県美術館特別展、「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」を見てきた。美術館HPでは特別展をこう紹介している。
―清澄で叙情性を湛えた風景画の数々により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残した東山魁夷(1908-1999)。東山が生涯で最も長い年月をかけて取り組んだ仕事が、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画と厨子絵です。 1964(昭和39)年、唐招提寺の長老 . . . 本文を読む
9月5日、宮城県美術館の特別展「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」を見てきた。開催終了の前日だったが、開館と同時に入館したためか思ったほど混んではいなかった。以下は美術館HPでの解説。
―リヒテンシュタイン侯国は世界で唯一、侯爵家(君主)の家名を冠する国です。オーストリアとスイスにはさまれた小国ながら、世界屈指の規模を誇る美術品の個人コレクションを有し、その華麗さが宝石箱にもたとえられます。 . . . 本文を読む
東北歴史博物館の特別展「GIGA・MANGA展」を見てきた。期待した以上に充実した内容となっており、博物館HPでは「江戸戯画(GIGA)から近代漫画(MANGA)までをたどる漫画の歴史!」に続き、こう紹介されている。 ―いまや世界共通言語となった日本の漫画=MANGA。その起源には、様々な説があります。本展では、印刷出版文化が発達した江戸時代の戯画を、現代日本で認識されている漫画的な表現の出発点 . . . 本文を読む