扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

Digital Photo No.25 2008.08.27

2008-08-27 16:19:20 | Photo & Photography & Camera
Nikon D90のお話です........................................

昨日のCanon EOS 50D発表に対抗して温存していた武器を投入したという感じですね。
これも昨日書いた事なのですがNikonはTop-down方式で下位Modelに技術を廻していく事の典型ですな。
Nikonも認めていますからね。
しかしこれはNikon D300 Userからは反感を買うでしょうね~..........
まあSystemの違いで差別化を図っているのでしょうけどね。
同じ撮像素子ですし、現像Engineが同じのようですな。
ところが記録Mediaの違いも大きいと思います。
狙うTarget層が違うという事もあるかも知れませんし、SD Cardの方が物量では多いのがNikonは考慮している事なのでしょう。

発売日にもCanonへの対抗心を見る事が出来ます。
CanonのCanon EOS 50Dの発売日が9月末になっていますからね。
Nikon D90は発売日が絶対に先になるであろう9月中旬の19日としているところが面白いですな。
ところがCanon EOS 50Dは中堅機に対し、High Entry ModelになるNikon D90ではNikonが不利なのかも知れません。
どちらにしてもどちらかを購入すると直ぐ決めることが出来た人は求めるモノが違うでしょう。

しかし動画を撮る事が出来るというのはびっくりしましたね。
Compact Cameraの中にはそういうモノが存在しましたが、音声も入れる事が出来るのでしょうかね。
動画を見ても音声がどれも入っていないか、編集段階で入れたモノだという事が解ります。
一眼タイプですからね~。
ビデオカメラのような音声は必要ないという事なのでしょうか?

ところでサンプルを見たのですが、発色傾向としてはかなりおとなし目な感じですな。
サンプルというのはほとんどの場合にCameraの持っている発色傾向を推し量る事が出来ます。
Canonの公開しているSample Dataというのは加工されているとおいらは予想しているのですがね。
そういう点ではNikonは正直なのかも知れません。

人物と動物のリスの写真に関してはおとなしい発色です。
花の写真はコントラストが強めで色も濃いですよね。
ビル群の写真は感心しますな。
何が感心するのかについてはLatitudeについてです。
確かに理想的環境で撮影されたのは解ります。
Sampleなのですからね。
でもあの条件で黒つぶれや白飛びがほとんど発生していないということは特筆に値します。

この頃は階調幅が14bitがStandardになりつつありますな。
しかしこのNikon D90のSpec Dataにはこの記述がありません。
ということは12bit階調しかないのでしょう。
ニコンカスタマーサポートセンターに電話して聴いてみたところ案の定で12bit階調しかありませんでした。
この辺りはやはりNikon D300との差別化が図られているのでしょう。
加えて調光方式もNikon D300は1005分割でしたが、Nikon D90は420分割です。
銀塩Camera時代から比較するととんでもない数の調光方式の分割数ですけどね~。

それとLensにも制限がある事を書いておかねばならないでしょう。
これは普通のLensを使うのであれば何ら問題はありません。
しかし暗いLensや昔のLensを使用する点で問題が発生する可能性があります。

おいらは過去にも書いてきましたが、可能であれば単焦点レンズに勝る表現方法はないと考えています。
これは何処のメーカにおいても変わりはありません。
光学系の安定度が全く違うのは必然でどう考えても結像する際のAdvantageは単焦点にあります。
しかしZoom Lensというのはその利便性から用いられてきました。
Lensの焦点距離を変える事が出来るというのは手間が省けることに加えて携行性に優れ荷物の量も減らせる事は間違いないからです。
・付ける手間と外す手間
・埃のはいる要素が増える
といった単純な事からその他の使用感などが全く違ってくる事は確かなのです。
んで標準ズームがCameraと同時に発売されることって良くある事なんですよね。
昨日のCanon EOS 50Dの発売の際にもEF-S 18-200mm F3.5-5.6ISというLensは発表されました。
加えて今日のNikon D90の発表と同時にAF-S NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6 G ED VRというLensが発表されたんですな。
おいらからするとこれは選択の余地には全く入らないレンズなので全く関心がありません。
おいらの関心のあるLensというのはZoom LensならばやはりF2.8通しのLensになります。
単焦点ならば広角系から中望遠までならばF1.4~F1.8、望遠ならばF1.8-2.8ぐらいのLensになります。
Canonであれば「Luxury」の証Red Line系ですな。
Nikonは以前は「G」というのが付いていた記憶があるのですが最近は解りにくくなってきてますね。
「ED」がそれに当たるのでしょうか。
こんなLens Selectになります。
しかし単焦点でも写りが悪いモノがあるのは確かなんですよね。
解像度が悪いモノ、Contrastの低いモノなども考慮に入れなければなりません。
またCoatingも忘れてはいけない要素になりつつあります。
おいらのLensは17-40mmは一昨年ぐらいに購入したのでマシなのかも知れませんが、70-200mm F2.8は10年近く使用していてCoatingはDigitalには絶対に対応していない事は明らかです。
でもそれなりに撮れるのですから満足していますけどね。

ImageはNikon D90なのですが、CatalogをDownloadしてPhotoshopで縦長のを真四角に近い大きさにしました。
やり方を覚えると5分もかからないぐらいになるものですな。

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