2006.10.18 in sakado

汚れた心を清める水滴たち.............

水滴が焼け石に落ちるのように
汚れ続け、なおもさらに多くの汚物を飲み込もうとしていく心に、すがすがしい「美」という水滴をポツポツと落としてくれます。
肉の傾向というのは取り除くことは不完全である限りできません。
その汚れを間断なく落ちる「美」という水滴によっておいらの心を冷やしてくれます。
焼け石なので不完全な傾向の方が強いのですが、それでも少しでも冷たくしてくれる事に感謝の念がこみ上げてきます。
美しいものというのは存在そのものが貴重で、それらを見るたびに作られた方に思いを馳せる機会が多くなるものです。

生きている価値はないけど生きることによって得ることができる美しいと感じる感情は心を豊かにしてくれます。
2006.10.17の研究記事で「自分の身を憎むものはいない」という事を学びました。
これは確かにその通りなのかもしれないと感じます。
不幸なことにおいらの思考の傾向が健全であったならもっと体をいたわることをするのでしょうけどね。
心の中に闇がたまっている限りそのように考えることはないのでしょう。
「自分の身＝ハード」は悪くないのです。
「自分の心（の傾向）＝ソフト」が悪いんですな。
よく考えてみれば「自分の身」を直接的に憎んだことは無いことに気がつきました。
間接的においらの感情や美意識がゆがんでいる故に憎むことがあるだけです。
鬱になるのは「心の傾向」を憎むことなんですね～。
このような見方を客観的にしたことがなかったので改めて神の知恵に感謝したいですな。
もっと「自分の身」をいたわらなければと気付かされた研究記事でした。

話は変わりますが、写真を撮っていると1日だけでは見えてこないことが多くなってきました。
それどころか写真を撮れば撮るほどに見えてくることが違うのです。
これは困りますな........
なぜなら通い続けなければ納得できなくなってきたからです。
おいらは自分の撮る写真に納得できるものというのは「皆無」といっても良いほどです。
それに加えて、このことを知ると余計に無くなります。
以前に「マシだ」と感じていた写真も色あせて見えるようになり、自分のレベルの低さを痛感するようになりました。
聖書には

「求めつづけなさい。そうすれば与えられます。
　探しつづけなさい。そうすれば見いだせます。
　たたきつづけなさい。そうすれば開かれます。」

　　　　　　　　　　　　　　ーマタイ 7:7

という言葉があります。
納得する写真が見つかるとは考えられないのですが、聖書に書かれているのですからその通りなのでしょう。
しかし「求めつづけ、探しつづけ、たたきつづける」ことはおいらの性格では当然のことなので続けるでしょう。
神の言葉は深遠な真理を与えてくださっているのですから、それを信じて撮り続けたいと願っています。

今日は写真を撮りに行くと年老いた方が写真を撮りに来ておられました。
いろいろと話をして連絡先の交換もしたので、これから交流があるかもしれません。
年老いた方からは学ぶことが多いので楽しみです。
まあ何も連絡が無くても、おいらは一人で写真を撮ることを楽しんでいますので良いんですけどね。
深い人生経験を有しておられる方の世界の見え方に興味があるだけなのです。
「40、50は洟垂れ小僧」という言葉がありますよね。
この言葉は年を召した方からするとそうなんだろうな～と自分より年の若い人を見ると感じます。
人は人生経験を積むごとに魅力的になっていきます。
逆に偏屈で、見たくもない人もいますけどね.......
今日会った方はいい年の取り方をされているようでした。

長くなっていますが、いまカテゴリーの「写真＆カメラ」を見返しています。
しかしピントが甘いものが多いことが発覚しました。
EOS 30Dでしかもすべてマニュアルで撮るようになってからはかなりピントの精度が上がりました。
AFというのは当てにして良いものかどうか？と感じる昨今ですが、移動スピードの速いものではやはりAFの方が良いみたいです。
おいらはあまり動くものを撮らないのでMFの方が良いようです。
確実に撮ることを心がけていますが、時折やはり失敗することもあります。
銀塩時代では泣きそうなものも今では失敗を消去できるのですから、デジタルというのは良いですな。

ところでマジ撮り用のフィルムなのですが、EOS 55の電池が無いので撮れていません。
確か父上が電池を持っていたので貰おっと。
電池のことに触れたので書いておかなければならないですな。
EOS 30Dのバッテリーの保ちの良さはすごいです！！
バッテリー一本でフラッシュを焚いて撮っても2000枚ほど撮れるそうな.....
このことを聴いたばかりの時は「嘘ばっかり！！」ユーザーをからかうのも対外にしないと駄目だよな～、なんて考えていました。
しかし試しにバッテリーを毎日充電していたのをやめてゲージが減るまで充電しないようにするとびっくりです。
おいらは基本的にストロボを焚きません。
だから1週間ぐらい充電しなくても良いぐらい撮れることが発覚したんです。
EOS kiss Dのときは一日連れて回ると必ずゲージが減って充電しなくてはならなかったので充電するのが習慣になっていたんですが父の実家に帰省してから一回も充電せずに撮っています。
技術の進歩が身にしみるな～....