扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

思うままに....
感じるままに....
JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

言葉に意味があるのではない 2008.02.09

2008-02-09 22:09:41 | Work & Study & Make
言い手、書き手の心に意味があるのだ............

聴き手、読み手にも意味がある。
心があるところに変化があり、時に劇的な変化を遂げる「化学変化」を願う心に意味があるんですな。

同じ話というのは再現できない
同じ聴き手というのは再現できない

書いたことは同じでも書いている本人にも変化はある
そして同じ読み手というのも再現できない

同じ話をするには同じ状態を維持していても不可能なのだ。
例え同じ事を言っても学習し進歩している脳には違うモノだと認識される。
それが独り言でも録音する為にマイクに発することでもイメージが全く違うんですな。
聴き手も同じで毎秒毎分進歩し、一歩一歩歩んでいくのだ。

意図を持って話をする際にも.......そうですな。
余りにも意図が深すぎるならば伝わらない事も多いんですな。
しかし理解に足る知識を有し知恵を持つならば思い出してその意図がわかるようにもなります。

文章の書き手の動機というのは

自分の心が

揺れたから
水面の変化が無くなるほど鏡のようになったから
膨張したから
破裂しそうになったから
熱くなったから
冷たくなったから

時にこれらの感情にまかせて書いたモノは書き手の場合は軽率な言葉を書いたことを悔いることもあるかもしれない。
しかしそこに心があったのは事実でそれを否定することは書いた本人でさえ全てを否定することが出来ないのです。

何かを伝えたいという熱い思いを白紙の紙に書き綴るという動機というのは美しい事だと思う訳ですよ。

動機の無いところに白い紙と鉛筆を渡されるだけで動機が産まれる

これは人としての精神的活動の根源的に重要なアクションであり、物理的にこの条件というか機会を増やしてやるだけで自然と字を綴るようになっていくことになるんですな。
毎日のように手にメモ帳と万年筆を持つことをおいらが心がけ、そして習慣になったのは動機を抱く機会を少しでも増やしたいからです。
人というのは何かしらの動機を与えてくれるのを待っている事が多いんですがね。
機会が沢山あるのに自分でその機会を作れていない状況というのが多いんですな。
そこに録音機器もしくは書く道具が在れば対処できるはずなんです。
しかし人は手段を持とうともせず、自分の気持ち(心)は消え失せる.......
書く機会を増やしているおいらでさえ全てを書き記すことは出来ない訳ですな。
録音機器であるならばもっと感じたことを残す機会が増えるような気がしますけどね。


紙と鉛筆を渡されても「書くことがない」と言う人がいます。
でもこれは書く方法を知らないだけです。
「書く」ことは人の最も原始的な行為なのですからね。
だから最初に書くことを習慣にすることが重要なのです。
人というのは何かしらの自分を表現する方法を常に求めています。
自己表現の場を求めているんですな。
自己表現のヒントが生活の中で満ちているのに忘れたり見落としたりすることも多いんですよ。

話を戻します。
「同じ」というのはこの世には存在し得ないモノなんですな。
厳密性を求める場合の事ですがね。
時間軸がこの世に存在しますので、一人の人にとっての同じ時間というものは存在しません。
また空間軸というのもありますよね。
物理的、物質的な見地で書くと同じ素材でも物質として異なっています。
同条件の元での撮影というのを追い求めて写真を撮ったりしましたがね。
同じというものは有り得ないのだと痛感させられる訳ですよ。

それと同じで書くことによって人は成長し進歩していくことが活性化されるのが科学的根拠も備わっているのですから活用していきたいんですな。
どこかに心を置き忘れている人というのはけっこう多くてそれが未来であったり過去であったりします。
今を生きていないんですな。
おいらはこの傾向が非常に強い人間でした。
過去を後悔し、発した言葉を悔やんだり行動しなかったことを悔やみました。
また未来に対しては不確定要素があまりに多すぎる為に不安で一杯の生活を送っていました。
心の99.9パーセントが過去と未来のことでいっぱいでしたな。

でも今を疎かにしていると言うことをある時点で理解できたんです。
まあ今でも無駄にしていることがありますけどね。
未来の感動や過去の後悔を気にしても今が無ければ生きていけない訳ですよ。
そして一番大切にしていくべきモノとして「現時点を生きる」事の重要性な訳です。
こう考えると関心のあるモノや心の変化を味わいたい事象を可能な範囲で行なうようにするようになりました。
んでメモ帳やノート、紙に心を書くんですな。

理由は簡単です。

人の心は動き続け変化し続けているのだから

ね。

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