さて、今週から再入院です。
今度は相方も一緒に、手術についての説明を伺いました。
まず、脳腫瘍(頭蓋咽頭腫)の手術のみですので、
その説明です。
手術によるリスクの説明
これは、殆ど以前に他の医師から聞いていた内容と
同じです。
ただし、腫瘍が大きく、右側の視神経が確認出来ない位に
なっているそうで、右目の回復が厳しいらしいです。
主治医が重要視している点
1.視神経を回復させる。
2.下垂体の損傷を避けて、ホルモン異常が
起こらないようにする。
※手術直後は、必ずホルモン異常は起こるそうです。
あくまで可能性の問題
MRI等で見る限り良性だが、実際は切除した腫瘍を
検査して悪性かどうか検査する。
(この確認に1週間以上かかる。)
→悪性の場合は放射線もしくは抗がん剤治療になる。
手術にかかる時間
・開頭にかかる時間 2~ 2.5時間
・腫瘍の摘出にかかる時間 4~6時間
・閉頭にかかる時間 4時間
手術が終わるまで、最低10時間はかかるそうです。
また、家族が手術が終わるまで待っていないといけません。
術後にも、家族に手術の結果を医師から説明されます。
10時間以上も家族を待たせるのは、正直つらいです。
(相方がいてくれて良かったです。
我が両親では耐えられないでしょう。)
さて、手術のやり方の細かい内容も説明していただきました。
ただし、ここから先は、心臓の悪い人にはあまりお勧めできません。
開頭手術に関して
・基本的に、頭の右側を開けて、切除する。
・状況に応じて、開ける場所を変える可能性もある。
→頭髪は全て剃ることになる。
・開ける大きさは、こぶし2個分。
・切り口の傷は、頭髪でほぼ隠れる。
(耳の後ろにも傷が残るが、目立たないそうです。)
・開ける際に、頭蓋骨を一部外す。
・閉じる際に、外した頭蓋骨を戻す。
戻した骨は、チタンと接着剤で止める。
・作業場所確保の為に、脳を動かす。
・脳の髄液を少し減らして動かし易くする。
・髄液を減らすのは、背中から管を入れて、
その管から髄液を吸出す方法で行う。
(その為に、腰のMRIを撮ったそうです。)
・それでも作業場所が確保できない場合は、
脳の一部を削る。
・この手術で全摘出できない場合は、
後日(約一ヶ月後)鼻から摘出する。
主治医の先生いわく、
「手術としては、とても難しい手術になります。
一番難しい手術を10とすると、
Munejiiさんの場合は8.5~9というところでしょうか。」
だそうです。
ですが、主治医の先生はもちろんのこと、
病院自体がもっと難しい手術を数多くこなされており、
その殆どの患者の方が回復されています。
なので、まったく心配なく明日の手術に望みます。
(^^)v(^^)v(^^)v