雨ニモマケズ

涼しくて静かな朝です。今日の予報ではこれから30度まで上がって、午後からは強風になるみたいなんですけど今の様子からは想像できませんね。

今日までが事務作業のピークです。寺務所（寺の場合は事務所ではありません）にしてる部屋は発送する封筒や書類でごちゃごちゃの状態です。午前中で決めないとまずいんですよね。
そんな状態の部屋に今年の盆時期に皆さんに配る宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が印刷されている手ぬぐいが私のPCの脇に広がっておいてあります。
「ヒデリノトキハナミダヲナガシ　サムサノナツハオロオロアルキ　ミンナニデクノボートヨバレ　ホメラレモセズ　クニモサレズ　サウイウモノニワタシハナリタイ」
読むとなんかいったん心が落ち着くんですよね。うまく表現できませんが…。生前は作品が日の目を浴びることなく若くして亡くなった宮沢賢治。
たまたま私も生まれは賢治と同じ岩手県花巻市ですが、若い頃はあまり関心はありませんでしたが、坊主になってからなんですよね…。
タイムマシーンがあったなら一度お会いしたいですね。どんな雰囲気を持っている人なのか。
「雨ニモマケズ」からはいろいろ教わることがあります。バタバタしている盆前の寺にあって、今日も「雨ニモマケズ」を読んでがんばりましょ。