伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

“離す”

2009年01月08日 | Weblog
今朝も晴れです。明日は雨みたいですね。乾燥しきってますから、雨が降ってくれて助かります。

年賀状が来るのも、だいたい終わりの時期ですね。私の同級生の中では高校一年生
の子どもがいる家庭が一番年長(我が家も含め)で、昨年子どもが生まれたところが最も幼い子どもでしたね。
40代半ばで第一子はびっくりでした。子どもらしいと感じるのは、やはり小学校に通っている間ですね。
手もかかりますが、その分親子間も親密です。だんだん親の手から離れていき、生活スタイルも明らかに異なっていきます。
それが当たり前です。いずれは、すべてが離れていきます。最終的には自分の体も離れていきます。そのことを考えると、
いましがみついていたり、こだわっていることは、いったいなんなのか…、と思える時があります。「どうせすべて自分の手からすり抜けていくんだ…」、と考えると、少しづつ自分から離していくべきなんだという意識がでてきます。
執着から離れることが心を穏やかにする、と佛教では教えます。
とても難しいです。しかし、現実にすべては自分の意思にかかわらず、離れていきます。
子どもの人生は最終的に子ども自身が切り開くもの。親はサポートしてあげて、離れていくだけです。
三人の娘がいますが、“うまく離れる”ということを目標にしていくべきなんでしょうね。

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2 コメント

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Unknown (tagu-kazu)
2009-01-08 18:18:38
“うまく離れる”って、どんなもんなんでしょう?
我が家では(夫婦では)『自分自身の力でどんな厳しい状況でも生活出来る様に育てる』(あくまで・・)が目標です。
(「誰の支えもなく」ではありません)
 「たくましく、思いやりのある人」になりさえすれば、「うまく離れた」なんですかね。
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自立・自律…離れる・放れる… (さえちゃん)
2009-01-12 20:53:58
私も、3人兄弟です。
子供は、おりませんが…
子供側の気持ちなら、少し、お話出来るかも知れません(^^ゞ 
3人いても…3人3様…
性格は『環境と遺伝子』により形成される…と聞いた事があります。

親子の会話↓
P)3人とも、同じように育てたのに…
C)…顔を見合せ、それぞれ言い分が、ある様子…? 
・親ばなれできない子供1・子ばなれできない親2 ・親みたいな子供1
・都合により、どちらでも瞬時に変化する子1

総)
人←支えあっているみたい 
自立しすぎず(孤立)自律し…
放れすぎず…い~い『塩梅』な距離で…

・みんな違って(^-^)
みんな いい(^-^)
BY・みすず さん 

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