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@2018村上博行

【安楽死その2】 そのうち健康保険料。。。4割に。。。増え続ける医療費。。。

2018-10-10 14:21:25 | 日記
前記事では「安楽死」できないことがどれ程理不尽かを書いた。またその原因も追究してみた。

長い期間、前記事のアクセスが多いと言うことは何らかのメッセージになったに違いない。

今回は医療に使われるお金の流れから論じてみたい。

まず先に、厚生労働省の

「国民医療費の範囲と推計方法の概要」-結果の概要

というPDFをご覧いただきたい。

まず驚くのは昭和50年あたりからの国民医療費の右肩上がりのグラフである。

医療技術の向上と伴って、国民医療費が激増しているのだ。

さらに平成くらいから、対国内総生産・対国民所得の比率さえもオーバーしている。

じゃあ、誰がそれを払っているのか。

もちろん私たちの健康保険料もあるが、

「3 財源別国民医療費」

では主に公費、保険料で成り立っていることが分かる。

そのうち保険料(事業者も含む)は49.1%であり、ほぼ半分を占めているが、残りの医療費は公費で成り立っている。

私たちの健康保険料は子どものときから

1割⇒2割⇒3割(本人)

と負担が大きくなってきた。

今や人口減少と言いながら、大老人化時代を迎えようとしているが、医療費はさらに伸びるだろう。

一旦、老人病院に入院したら、徹底的にあらゆる検査をする。

もっといえば保険点数ためだけに余計な検査もする。

よって入院期間がくると、その病院から次の病院に転送される。

そこでまた一から同じような検査をする。

この保険点数が国に請求されていくのだ。

これが医療費を増加させている。

また、医者と病院の儲けになっている。

この実態を踏まえれば4割になるのもそう遠くはないだろう。

可哀そうなのは若い世代である。

年金と違って健康保険は払わなければならないからだ。

さて、なぜこのような話をしてきたかというと、医療の進化と共に老人の長期入院がさらに多くなるからだ。

医療関係者からは老人の

胃ろう

が問題となっているらしい。

今では申請など厳しくなってきているが、栄養を口から投与しなくても、ずっと生きていられるるという。

それを家族をどうみるかという論議はおいといて、国民医療費を圧迫していることは否めない。

そこに私たちの税もつぎ込まれているのだ。

私は医療そのものを批判している訳ではない。

つまり延命治療が延々と続いていることを問題にしているのだ。

もし、私が主張する「安楽死」が可能になれば、入院以前にそれを選択肢のひとつとして望むことが出来るようになる。

何も好き好んで苦痛に満ちた人生の最終期を迎えることはないのである。

つまり、「安楽死」が可能になるまでは、私たちは健康保険料だけではなく税という名でも国に搾取されるのである。

いったい国会議員は何を考えているのか。

「安楽死」を可能にすれば、国民医療費が減るに違いない。

最後に「命」と「お金」を比較したことは、ご家族の病人を抱えていらっしゃる方々には大変失礼な話かも知れない。

しかし、何とかして国民医療費を抑えることを国が、国民が考えねばならない。

「安楽死」は憲法13条にある幸福追求権であり、また国家予算の在り方としてもご一考頂きたい。

断っておきますが、私は「老人よ早く死ねな」どと言っている訳ではない。

ただ「安楽死」を取り入れようと提言しているだけである。

ご理解頂きたい。

前回と同様に、この記事に限り、異論があれば対等に実名でコメントを頂きたい。

※ 賛成の方はハンドルネームで構いません。

※ 【安楽死】 誰も声を上げない。。。それはタブー。。。しかし世界は。。。

はっこう

自死という生き方―覚悟して逝った哲学者
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