マンションの管理運営には様々なお金が必要となります。
今回は会計理事のお仕事を紹介させて頂きます。
主な仕事内容は、大きく分けると2つあります。
そのうちの1つは小口現金管理です。例えば、餅つき大会やコンサート、映画鑑賞会などのコミュニケーション活動費、お花の会の費用、様々な郵送物の切手代などなど・・・
昨年はコロナ対応で、防災備蓄品にアルコールやマスク、非接触体温計も購入したそうです。
それともう1つ。月に一度、管理会社の東急コミュニティーさんから、管理運営の際に使用した直近1ヶ月間の費用の請求書が送られてきます。専用の承認システムにログインしてシステムの項目と請求書を照会し、問題なければ一つひとつ承認していく作業です。東急コミュニティーさんや、業者さんにお支払いいただく小修繕費(照明器具の交換や漏水調査対応等)、修繕積立金会計からの排煙口交換工事、屋上排風機交換工事、造園業者さんにお支払いする植栽管理委託費などが挙げられます。
昨年ですと千川沿い万年塀撤去、生け垣整備なども。
ここでは比較的大きな金額の案件も含まれています。
また余談ですが、毎週水曜日のダンボール回収や古着回収、古新聞の回収などで、マンションに年間20万円程度の収入があるそうで、管理運営費に当てられているそうです。
そして会計理事の2人のうちのどちらか1人は、副理事長を兼任することになっています。理事長をサポートし理事会運営を担う責任あるお仕事です。
最後に、会計理事の方からお聞きしたお話です。
ある日グリーンタウンの脇の道路に消防車が数台、連なって待機していた光景を目にしたそうです。結果的にはマンションには関係がなかったということでしたが、それまでだったらそこまで気にも留めないものの、理事になったからには確認しなければ、と一部始終を見守った、というお話を聞きました。
直接会計理事のお仕事は関わりがありませんが、意識というか理事としての自覚を感じられる、よいエピソードだな、とふっと思ったのでした。