サックスと音楽と恋~musique_et_aimer

サックス奏者(マルチに活動中) 
鈴木研吾の日々の生活を綴るブログです。

止まれない!

2009-12-10 20:46:42 | 日記
~今日の一言~
去りゆく青春の兆候の一つは、自分と他人とのつながりを意識するようになることである。
バーシニア・ウルフ



最近気持ちばかりが先行してしまい、行動とのギャップに苦しんでいます。
でも、それは生きてる実感と確かな目標とやりたい事への再認識。

「将来プロになるかどうかは知らない、けど音大生ならプロになる前提で意識を持ち、音楽に向き合いなさい」

これは指揮の松元先生の言葉です…当たり前ですよね。
でも、音大生としての在り方というのは問われていると思います。

そんな中、「忙しい」と言える自分は幸せなのだと思います。
だからこそ、休んでられないし休むのが怖いんです。
その反面、体力がなく気付いたら寝てしまっている現状もありますが…。
休みがあると不安になり、逆に体調が変になります。
マンションもホントに寝に帰るようなもの。

たまの休みにフロンターレ、時間を作っては演奏会に足を運ぶ、同志と語り合う。
いつしか純粋に遊ぶ事がなくなってきました。
今はそれで良いんです。

常に音楽の中で、音楽の側で生活していたい。

素直に悔しい

2009-12-10 00:03:19 | 日記
一昨日と昨日、レパオケの見学をしました。
松元先生が棒を振るからっていうのもありますが、今日から始まった「クルト・マズアによる指揮者のマスタークラス」に向けての予習もしたかったからです。
オーディションを受けはしましたが、不合格。
でも、聴講は出来るのでやれる限り勉強し、そしてどんな人が合格したのかも見たかった。

松元先生がオケを振るのを見るのは実際これが初めてでした。
弾くのも、振るのも難しいメンデルスゾーン。
超多忙な松元先生ですが「プロ」はやっぱり違います。
すごかったです、本当に。
演奏者側からしたら何でもない一言が今の自分にはとても大きいんです。
改めて「この人で間違いなかった」と実感。
松元先生に出会ってから物の見方考え方というのはガラリと変わりました。
言葉もちょくちょく使わせてもらってます(笑)

そして、今日マズア氏のマスタークラスを聴講。
4人の指揮者はそれぞれの思い思いの感情を指揮に表現していました。
それをばっさりと切るマズア氏。
色々と感じましたが今日は伏せておきます。
ただ、客席から見ていて思う悔しさ。
自分もオケを振り、レッスンを受けたかった。

指揮科がないのも、自分に力がないのも、周りの聴講生には先生も一緒っていうのも全部悔しい。
サックスを専攻しているのを後悔している訳ではない。
十分サックスを通して勉強できているから。
でも、もっと真剣にバイオリンやピアノと向き合っていれば良かった。
技術不足が明らかなのは分かっている。
だから、足りない力を努力でカバーするしかない。

まずは、師である松元先生から何でも盗むこと。
明日、明後日も聴講して指揮科で積み上げて来た人たちとの実力の差を素直に認め、悔しさをバネにしたい。