時間風景のスケッチマン

その時のTPOを記録に残す

迷う映画

2022-06-18 22:59:00 | Weblog
「峠」という映画が封切られた。
最後のサムライと言われる、河合継之助の戊辰戦争での生き様を司馬遼太郎原作の小説「峠」を映画化したもの。
コロナ禍の中、数度の上映延期となり、やっと上映に漕ぎつけたもの。
継之助は長岡藩で中立、独立を目指した家老である。
中立の立場を取る継之助が、なぜ薩長と戦い、長岡藩に犠牲を出して戦ったのか?薩長の徳川家に対する不本意な行動に対する武士の義理、生き様を行動で示した。
本質はここにあるんだろうけど、でもそれなら中立を掲げる事なく反倒幕の立場で東北藩と連携して戦えばいいのではないか。
従う藩主、家臣はどの様に気持ちを切り替えて戦ったのか?
この疑問が、映画から汲み取れるのか?それが映画を見るか悩む理由だ。継之助のごとく決断、行動すべきなのだろう。


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