さんと・ろさりお(リハビリ編)

妻・長男がフィリピンから来日して半年後管理人の大病で、またも別居。我が家の復活への日々を綴っています。

新記録。

2011年06月09日 | リハビリ生活
6月8日(水)。
6:00起床。6:30から朝食。緒食前の血圧測定は(120-75)。そして、体温を測って結果36.8度をリハビリに持っていく連絡帳に記入。(体温と簡単な健康状態を記入することになっています)
身支度を済ませ、8:40にリハビリに向かう。
9:00前にデイサービスの車が来て、一路施設へ。(この日はおじいちゃん一人、おばあちゃんひとりを私の後でピックアップ。
施設に到着後、いつもの体操を済ませて、一人で外への散歩へ。約1km弱の距離を40分程かけて。散歩から戻った後は昼食をはさんで、トレーニング。階段昇降・重りのついた吊り手を左右交互に曳くもの・40kg強の負荷をかけて脚を屈伸させるもの。午後にも、午前の半分の距離の散歩に出ます。さらに戻ってから、10分間の自転車漕ぎ。これらのトレーニングが終わる頃、他の利用者さん(おじいちゃん・おばあちゃんが大半)も昼寝から起きてきて揃っているので、なぜか、ラジオ体操(笑)。そいぇっして、週替わりメニューのレクレーション。ゲームやカラオケ等のお楽しみです。さらに、3時前からおやつの時間。この日はドーナツと各種ドリンクバイキングというお楽しみおやつでした。「さんと」はご機嫌だったのは言うまでもありません。
こうして、4:00前に帰路に着くのですが、帰る前に世話になっている介護士・看護師さんと万歩計をチェック。その結果が画像です。8:30~15:30の正味7時間での1万歩超え。他の利用者さんとは別の過ごし方をしているから当然なんですけど、結果がこうやって数字で現れると励みになります。
これまでの、一日での新記録達成です。

趣味悠々

2011年06月03日 | さんとの眼鏡
先月9日付の記事で
・今年から俳句を始めたこと。
・大沢桂月の俳号で無謀にも現代俳句協会というところに投句を開始。
・3か月目にしてようやく初ポイントを獲得できたこと。
まぁこんなお話をしました。これが、4月の句会の結果でのこと。


一昨日、5月の句会の結果が届きました。

梅雨入り前の雨の夜、母親が、翌日趣味のグラウンドゴルフに行けそうか気にしては外の様子を窺っているという日常の一コマを捉えた句。
走り梅雨夜半(よわ)のカアテンそっとあけ…1ポイント獲得。

母の日に義弟がうちの母親に贈ってきた見事なカーネーションの花束に引きかえ、去年に続き何もアクションを起こさなかった自責の念を詠んだ句。
母の日やまた一言を言いそびれ…5ポイント獲得。


今月は6ポイント獲得!累計で、7ポイント。
G1昇格ラインは40ポイントなんで、まだまだ道は長いですけど、やっと楽しくなってきました。
なんかいい趣味見つけたっ!という感じです。
なお、画像は「さんと」がリハビリ先で作成した6月分カレンダーです。小学生レベルなんて笑わんといて下さいね。

突然の手紙。

2011年05月21日 | リハビリ生活
昨日、リハビリ先でお手紙をいただきました。先に文面を転記しますね。但し固有名詞は仮名です。


前略御免下さい。いつもデイサービスでは、会話ができない主人なのに何かと話しかけて下さり、本当に
ありがとうございます。

以前「さんと」さんが湖月(私がリハビリに通っている老人介護施設)の十年誌に投稿されていた文中に
「わしはこんなところ来とうはなかった…」。まさに思いが同じ主人はデイサービスに行くのが嫌で朝の身支度にも支障をきたして居りましたが、金曜日だけは、余程体調が悪い以外、デイに行くことを拒みません。
それは自分を受け入れてもらえる仲間と一緒であるという充実感があるからだろうと思います。
年齢が親子程離れて居りますが、、これからもよろしくお願い致します。ううに
追伸ゴルフのスコア表、ありがとうございました。          山田 孝一  家内

私は水・金の2回、この山田さん(仮名)は月・金の2回同じ施設を利用しています。つまり、週に一度、金曜日に顔を合わせています。原因は同じ脳卒中の後遺症リハビリです。ただ、大きく違うのは、私は右脳の出血だったおかけで、左半身の麻痺で済みました。(重症ですけど)もし、これが、左脳だったら、利き手側である右側の自由と言葉を失っていたらしいのです。
そして、この、山田さんはまさに、元は右利きだったのに、右側の自由と言葉を失っていらっしゃいます。
その、リハビリの苦しさは私の倍では済まないでしょう。
でも、言葉を失ってコミュニケーションをとれないもどかしさから、施設内で、時折世話をされる職員の方であろうが、他の利用者の方であろうが、大声で怒鳴ってしまうことがあるんです。だから、他の利用者さんはみんな山田さんを敬遠します。そのため、食事時・おやつ時はいつもひとりぼっちで浮いておられたんですね。私も最初は近寄りがたい印象でした。

ところが、2年ほど前、あることがきっかけで(実は私ではなく、山田さんのおかげ)、二人は仲良しに。ジェネレーションギャップで話し相手のいなかった私にとっての唯一の話し相手が皮肉なことに会話の不自由な山田さんという状態が長く続きました。
帰り際に翌週の昼ごはんの献立を見ながらよく話が盛り上がっていたんですが、何か共通の話題を…と思っていたところに、山田さんは元気な頃の趣味がゴルフとスキーであったことをs\聞き出し、それ以来会話はゴルフが多くなりました。
で、1週前のトーナメントの予選初日の石川遼くんのスコアカードを手書きで再現して、スポーツ新聞風に仕立てて施設に持っていったら、山田さん予想以上に喜んで下さり、お礼として奥様が追お手紙を下さったというのが、真相です。

嫁以外の女性から手紙をいただいたのは結婚後初めてですが、これなら『あり』ですよね?
くどいですが、今日は石川遼君以外の固有名詞(人名・施設名)はすべて仮名です。ご了承ください。  

大台。

2011年05月20日 | リハビリ生活
先日、コメント欄にて万歩計を購入した旨記していたかと思います。
購入したのが16日(月)で、この日は7194歩。以下今日までを順に並べると、
18日(水) リハビリに出かけて3474歩(週計10668歩)
19日(木) 散髪に出かけてその後自宅付近を散歩して、4808歩(週計15476歩)。
そして
本日20日(金)。今日もリハビリの日ですが、お迎えの車を待っている間もマンションの敷地内をウロウロ歩いていたのが奏功したのか、帰宅してびっくりの10951歩!(週計26427歩)…(画像参照。)
ついに単日で一万歩の大台突破です。なかなか健常者でも意識しないとできない数字ですよね?
この調子で無理せず、引き続き歩け歩け…で頑張っていくつもりです。
ちょっと心地よい達成感ありです。

治療開始。

2011年05月15日 | リハビリ生活
プロフィール」や過去ログにも記したように、
「さんと」は2007年10月に脳出血を発症しました。細かく言うと、右脳の被殻出血という症状だったようです。幸い一命は取り止めましたが、重い後遺症との格闘(リハビリ)の日々が続いています。
ところで、このリハビリの邪魔になるのが、手足の筋肉が固くこわばって動かしにくくなる症状なんです。
身近に脳卒中を患われた方がおられる方はご存知かもしれませんが、後遺症のある人は麻痺のある側の腕がL
字型に固まったようになって、手のひらも、固く握りしめた状態になっていませんか?
「さんと」も最初はそうでした。が、コツコツ手指のストレッチを継続してきた結果、左腕は寝た状態で頭の後ろから真上まで90度上げてくるなどの可動に成功。指も画像のように本を読む分にはそれなりのまっすぐで自然な感じがよみがえってきました。もちろん細かい動作はまだできませんけど。

ここまでは、自主訓練によって回復してきたものですが、この5月から「さんと」の主治医が変わりました。
先日新主治医の初回診察に行ってきたんですが、
これまでの自主訓練の頑張りを評価(褒めた)した上で、リハビリをよりスムーズに進められるよう、邪魔になっている筋肉のつっぱり(痙縮というそうです)を治療していくのはどうか?という提案をされました。

私としてはずっと腕の痙縮に悩まされ続けてきましたから、効能の話だけで興奮して、副作用の話なんかほとんどうわの空でしたね。
次回の診察の際に同意書を提出して、その後治療開始の運びとなるようです。
ひょっとして「追い風」が吹いてきたかも…という気になった一日でした。