703 ~NAOMI’s Room~

「Lの世界」について

Lの世界のサイトに、アイリーンのインタビューが。
衝撃的な事実が語られていた。。。

以下抜粋。



今後のこと

『Lの世界』 はまもなく終焉を迎えるが、少なくとも一人のキャラクターの今後は続く。アイリーン・チェイケン氏は、このドラマの面白い部分を存分に盛り上げてくれた快活でおしゃべりなアリスを演じるレイシャ・ヘイリーを主役にしたパイロット版の脚本を書き監修をした。最近Showtimeも “Oz” の女性版だとなぞらえたように、それは女子刑務所もののドラマであるが、そうであることによりファンの間で混乱を招いているだけでなく、誰がジェニーを殺したかもうわかってしまったと嘆いている人たちがいるのも事実だ。(でも明かされていないことは、この先まだまだたくさんあるのだ。)

最終シーズンでは答えは出てこない。アイリーン・チェイケン氏はこう語った。「誰が殺ったのかは解決しないで終わるのよ。必要性が生じた時に、わたしが答えを出せる方向性をいろいろ残して。でも実のところ答えを出さなくてもいいと思っているの。このドラマは、キャラクターのことやリレーションシップを描いているのだから。わたしはこのストーリーを使って、彼女たちのリレーションシップを深く探求することに重点を置いたわけだから。でも正直なところ、ミステリーを解明させないのはリスクを負っていると思っている。」

アイリーン・チェイケン氏は、彼女の考える結末が視聴者たちを混乱させたり、ましてや怒らせかねないということを、これ幸いと受けとめているようである。(「文句を言ったり非難する人がたくさんいなかったら、それこそ失敗だということなのだから。」と彼女は言っていた。) チェイケン氏はまた、最初でかつ唯一の成功したレズビアンもののテレビドラマが死んだレズビアンで終わる、それもあたかも別のレズビアンに殺されたかのように終わることが、社会的な批判を受けるであろうことも承知している。 (アイリーン・チェイケン氏曰く、「それは心に留めてあるわ。でも私の一番大事な責任は、良質のストーリーを伝えて楽しんでもらうことだと常に思っているのよ。」)




マヂですか。アイリーン。
てっきりSeason6の最終エピソード8で犯人が分かるとばかり思ってた。信じてた。
アリスじゃないって思ってたけど、この感じでは刑務所を舞台にしたパイロット版で唯一起用されたアリスが90%犯人やん。。。ほんと、分かってしまうやん。なにか一ひねりあると思ってた。いや、まだあると信じてるけど。

確かに、「The L Word」は内容的にかなりのリスクを背負ったドラマ。今までこんな内容を赤裸々に描いたドラマはなかったし、こんなにハマってる私でさえ、賛否両論なのも納得できる。だからこそ色んな意味で注目されたし、本当の同性愛者の視聴者には居場所を与えたし、その中には「命を救われた」とまで言ってる人もいる。
人のつながりや絆、人間の自由を描いてきたこの素晴しいドラマが、仲間同士の「殺人」で終わることだけでも切ないのに、未解決って。。

6年間もの年月をかけて培われた、このドラマがShowtimeで放送された「本来の意味」があやふやになってしまう気がする。全話を見ていない視聴者の中には「なんだやっぱりこーゆう世界なのか」って思う人もいるはず。そんな風に思ってほしくないのに。このドラマが世間に与えた影響はものすごいデカイからこそ、納得いく終わり方であって欲しかった。

まあでも、アリスファンの私は正直、アリスが犯人なことを期待してるし、そうであってほしいと思ってるし、そうなることが予想&納得できる。何よりアリス主役のスピンオフが実現するってことだけでウキウキ。
スピンオフは今のところネット配信限定予定やけど、これからの数ヶ月でShowtimeでの放送が可能かどうか決まるらしい。

そしてアイリーンはL Wordの映画化も構想に入れてるらしい。キャストも望んでるやろうな。

SEX AND THE CITYと同じ流れってのはどうかと思うケド、やっぱり私も観たい。でも映画で終わるのはイヤ。


とまあ、またこのネタで暴走してしまってるけど、とにかく「The L Word」を支持する気持ちは何があっても変わらんってことが言いたいだけ。あと二話で終わってしまうのが信じられないほど切ない。



 

 

 

 

 



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