703 ~NAOMI’s Room~

17.5.21.SUN

2017年5月21日(日)晴天 
【N家 結婚式 神前式&お披露目PARTY


神戸北野天満神社で神前式を、
北野のヒラキヒミテラスで、1.5次会を挙げた。

終わってみれば、本当にあっという間の一日だったなぁという印象。

「家族」とのつながりや、「人」との出会いに改めて感謝をした、
とにかく素晴らしい一日だったけれど、
当日と同じくらい記憶に残っているのが、準備のアレコレ。

終わった今は、
ここ半年間くらいずっと心にスミにあった緊張感がなくなってスッキリしたのと同時に、
お世話になったスタッフの皆さんに会えなくなってしまったことが、ちょっぴり寂しい。


実際、この日を迎えるまで、何度も神戸に帰って準備をしていた。

結婚式の準備は大変だということは、度々話には聞いていたけれど、
身を持って経験してみて、ようやくその大変さを実感!

ただし、私たちの場合は大々的に披露宴などを行わず、また招待客も少なかったため、
大変さ具合は、世間一般的には全然大したことなかったのだと思う。




すべての発端は昨年の夏。2人で神戸へ帰省。
カンカン照りの中、北野天満神社に相談に行ったことが全ての始まり。

準備、と一言で言っても沢山のことがあって、
「決めないといけない」ことが多かった。

その分、こだわればこだわるほど、時間も手間もかかる、といった感じ。



準備の内容を、記録として残しておこう。

<神前式>
・招待ゲストの決定
・挨拶状の内容決定
・席次表・席札の内容決定
・当日の進行内容の決定
・白無垢/紋付き袴の試着・デザイン決定
・引き出物の決定
・写真やアルバム内容の決定
・装花の決定


<1.5次会>
・招待ゲストの決定・メールでの案内
・挨拶状の作成・手配(ネットにて)
・席次表・席札の作成手配(ネットにて)
・当日の進行内容の決定・司会者との打ち合わせ
・音源(BGM)の決定
・ドレス/タキシードの試着(3回)デザイン決定
・プチギフトの決定・手配(ネットにて)
・写真やアルバム内容の決定
・プロフィールムービーの作成・郵送
・装花やブーケの決定
・装花用の小物(ガラス瓶)の手配・郵送
・受付で使う名簿の作成

 


覚えてるだけで、ざっと、こんなところか。

こんな風に列挙してしまうと、そんなに大変ではなさそうだけれど、

実際は仕事をしながら、晩御飯の後にデータをつくったり、
その都度プランナーさんと電話やメールで連絡をとったりするのは、なかなか大変だった。



白無垢は、一目見て気に入った、「ハナエモリ」デザインのモノにした。
真っ白も素敵だったけれど、母の意見も聞いて、
ワンポイントカラーが入った「赤ふき」にした。

ドレスは、全部で6着くらい試着した。

最初はふんわり目のデザインのエンパイアラインのものにしようかと思っていたけれど、
何度目かの試着の際、袖や首元部分が総レースになった
袖があるドレスを着たとき、なんだかとてもスッと腑に落ちて、コレがイイと直感で思った。

母も最初は、長袖のウエディングドレスが見慣れないから微妙そうな表情だったけれど、
見慣れてくると、絶対それがイイ!と言ってくれた。



作成関連で、特に苦労したのは、やはりプロフィールムービー。

GWの帰省時に、実家のアルバムを片っ端から開いて写真の選定をして、
スキャナでデータを取り込んで・・・。

また今回は、iMovieではなく、
初めて使う「VideoPad(ビデオパッド)」というソフトで作ったため
(年代物のMacbookが今にも死にそうでiMovieの容量に耐えられない)、作業要領に慣れるまで苦労した。


そして、式直前はこんな感じで予定をこなした。

5月19日(金)・・・有休。朝から横浜でフェイシャルエステ&シェービング&ネイル
5月20日(土)・・・11時頃の新幹線で新神戸へ。
ANAクラウンプラザホテル神戸にチェックイン後、爆睡し、居酒屋「えびす屋」で晩御飯。
ここでまさかの、両親宛の手紙を忘れて帰るというハプニングも。


5月21日(日)当日・・・
朝8時頃ホテルを出て、コンビニで朝食後、神社に向かう。
早速、神前式に向けてヘアメイク。メイクをされている最中も、まだ実感がなかった。
メイクと着付けが終わったら、外に出て写真撮影。
白無垢&紋付き袴姿が珍しかったらしく、海外からの参拝客にたくさん写メを撮られた。



両家の自己紹介を終えて、神前式。
事前に少し説明はされたものの、ほぼぶっつけ本番。

印象に残っているのは、「三献の儀(さんこんのぎ)」。
小・中・大の盃で神酒を飲み交わすのだけれど、
順番は、一盃目は新郎→新婦。二盃目は新婦→新郎。
三盃は新郎→新婦の順。最初の2口は飲むような所作だけで、3口目でいただく。

その他も「誓いの言葉」を新郎が読んだりお浄めをしたり、なかなか貴重で神聖な儀式だった。






式の後は、神社内の会場で会食。



家系ごとに2つの長テーブルに別れて座ったのだけど、
うちの家系と旦那の家系の性格や人柄の違いが顕著に表れていて、
高砂席から見ていて、なんだかほっこりした笑。
うちの家系のテーブルは酒飲みばっかりで、徐々に大声でワイワイガヤガヤしてるのに対し、
旦那の家系はお酒が弱い方が圧倒的に多く、あくまでお淑やかな雰囲気で食事。
私の父が、旦那の方のテーブルにビールを注ぎに行っても断られ、「さみしい」と言っていた笑


個人的には、久ぶりに親族に会えて、とてもうれしかった。

出席は、母の方の親族だけだったのだけど、
母の兄2人と姉1人、従妹、叔母に会えた。
たぶん20年ぶりとかの方もいたかもしれない。
みんな歳をとっていたけれど、とにかく会えてうれしかった。
遠方から来てくれて感謝しかなかった。


 

 




その後は、慌ただしく着替えてメイクを直して、1.5次会会場へタクシーで移動。

エレベーターを降りてすぐ、ゲストが待っているテラスへ入場。
なんか、暗い室内からパーッと視界が開けたのと同時に、みんなの歓声が響いた気がする。

・・が、実際はほぼ何も聞こえないくらい、
キンチョーなのか興奮なのか、よく分からない感覚になっていた。
後で友達に言われたのが、“見たことない表情”をしていたらしい。笑 
とにかく表情がこわばっていたらしい。



1.5次会の内容は、催しを極力省いた、極力シンプルなパーティ。

・始まりのあいさつ(新郎)
・乾杯のあいさつ(バイト時代の先輩)
・プロフィールムービー
・友人からの手紙(私の心友)
・各テーブルでの写真撮影
・神前式のムービー上映
・謝辞(新婦)



ケーキカットをしながらファーストバイトはしない。
誓いのキスも指輪交換もなし。
余興もゲームもなし。

きわめてシンプルなパーティだったけど、そもそものコンセプトが、
「同窓会気分でゆるりと気ままに楽しむ会」だったので、
とても等身大で心地よい楽しい会になった。


最後の謝辞でも話したけれど、
もともと私は結婚願望がなく、結婚式に対する憧れもなかったけれど、
神前式では、親族に会えたし、こんな機会がなかったら会えていたかな?と思うし、

何より両親の表情を見て、本当に挙げてよかったと思う。


それに、1.5次会も、プロフィールムービーをつくる過程で、昔のアルバムをペラペラめくっていると、
私も旦那も人生の各過程(幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・社会人)それぞれで
素敵な出会いがあったんだなぁと改めて思うと同時に、
その大切な人たちが、あの日、同じ場所で同じ空間に集ったというのは、本当に奇跡のようなすばらしいことだった。


というような内容を謝辞でしゃべったら、皆に「めっちゃしゃべるやん」と突っ込まれながらの大爆笑の〆になり、
会場のスタッフさんにも、こんなに盛り上がった最後は初めてですと言われる始末笑



でも本当に、楽しかった。感謝しかない。本当にやってよかった。
人生で一度くらい、主役になる一日も良いもんだと思う。



母がつくってくれた刺繍性のウェルカムボードは、一生の宝物。





今日の一言。
「人生で一度きりの体験。」

 

 


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