老いるということ

気が向いて
小春のお手入れをした。

右耳のおデキが潰れた血が
固まっていたから
ついでに両耳の中のお掃除。

きちゃない


ついでに下顎の
黒くなっているところも拭く。

きちゃない


ついでにブラッシング。




ブラッシングは大好きなので
喉をゴロゴロ鳴らしながら
自分でもお手入れざーりざり。




耳の中や下顎に
黒い汚れのようなのが付くのは
猫あるあるなこと。

でも、健康な若い猫は
不思議と付きにくい。


小春も若くて体調万全な時は
きれいなものだった。




ブラッシングしていて見つけた。

なんかすごい粘着系のものが
付いちゃったらしい。
毛が束になって固まってた
なんじゃこりゃ？




曾孫みたいなケツの青いヤツに
チョいっとされる。

そんな怖い顔しないのー



ついでに爪も切りたかったけど
爪切りも嫌がるようになった。

肉球も固い。
巻き爪っぽくなっているのもある。



いろいろいじくってたら
後ろ向いちゃったよ



歳を取るということは
人間も猫も同じで
きちゃなくも固くもなるということ。

鼻水もぶっばなすしね。
抜け毛もひどいしね。


仔猫はかわいい。
でも、必ず、老いは来る。

血統書付きの猫だって犬だって
歳を取れば皆同じ。




師匠に座布団２枚

掃除中に重ねたベッドに
乗っかってた



これからは衰えの一途。
何が起きても手取り足取り
鼻水、目やに、耳あかも取り
支え続けるからね。

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