葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

チン!という音ひとつで。

2014-01-19 11:18:58 | 雑感
 朝、食パンをトーストするのに、オーブントースターを使うようになってから一週間ちょっと。
 アユ君の目の前にオーブントースターをセッティングしているのですが、焼き上がりにチン!という音がする度に、アユ君がビクッと反応するそうです。
 私はそのタイミングで卵を焼いたりしているので見たことがありませんが。

 アユ君にとってチン!という音は、静かな朝食という「物語」に書き加えられた突発的なイベントなのでしょう。
 毎日が同じことの繰り返しだと思い込んでいると、その物語の中で心身が居着いてしまいます。
 だから生活には変化が必要?なのですが、それは無理してイベントをこしらえようということではありません。

 そもそも、同じことを繰り返す生活、というのは無いからです。
 誰でも、何でも、少しずつ変化していきます(それは必ずしも劇的ではないけれど)。
 その変化を感じ取る繊細さがあれば、物語に振り回される確率は減ります。

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