みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
◆知っていますか?不育症
待望の妊娠検査薬の陽性反応
これから待ち受ける
妊婦生活・出産・育児に
心躍るのもつかの間
まさかの流産・・・
そんなつらい経験をお持ちの方が
実はかなり多くいるということを
ご存知でしょうか
実は妊娠しても
残念なことに10~15%が
流産となっており
厚生労働省の研究によると
2回以上の流産既往が4.2%
3回流産の流産既往は0.88%
という結果が出ています
このように
2回以上の流死産の既往がある場合を
「不育症」とするとされており
日本産科婦人科学会は
不育症を
「生殖年齢の男女が妊娠を希望し
妊娠は成立するが流産や死産を
繰り返して生児が得られない状態」
(産科婦人科用語集・用語解説集
第4版 日本産科婦人科学会編)
と定義しています
◆不育症の原因
不育症になるのはなぜなのでしょうか
リスク因子としては
子宮形態異常
甲状腺機能異常
夫婦染色体構造異常
均衡型相互転座
Robertson 型転座
抗リン脂質抗体陽性
第 XII 因子欠乏症
プロテイン S 欠乏症
リスク因子不明
などといわれています
この中でも実は
不育症の原因の約65%は
リスク因子不明の
偶発的な流産によるもの
といわれており
更に
偶発的な流産の原因のほとんどが
胎児の染色体異常
だといわれています
◆不育症の治療
不育症にはどのような治療が
あるのかというと
例えば
子宮に異常(中隔子宮や子宮筋腫など)があれば
手術で取り除いたり
甲状腺ホルモンの異常があれば
ホルモン療法をおこなったり
することができます
しかし
原因不明となった場合に
もう悲しい思いをしないために
どのように対処していったら
いいのでしょうか
◆東洋医学から見る不育症
東洋医学で妊娠の継続をみると
重要な役割をしているのが
五臓の腎(じん)
血(けつ)の巡り
と考えています
腎の機能(腎気)は
先天の気といわれており
生きるために必要な
エネルギーや栄養である
精(せい)を貯蔵し
人の成長・発育・生殖を
司っています
女性ホルモンの黄体ホルモンとの
関わりが深いとされています
腎気は
長期間の過労・性交過多・体の老化
などによって
腎気は消耗され衰えると言われています
腎気が消耗された状態だと
赤ちゃんを育むだけの力を
発揮しきれなくなることが考えられます
血とは人の体に必要な血液や
栄養のことをいいます
冷え・ストレス・体の過剰な水分などにより
血の流れの停滞が起こると
血流が悪化し
胎児に十分な栄養が届かなくなってしまいます
また血の量が少ないと
そもそもの人に必要な
血液や栄養が不足している状態となり
子宮内膜が十分厚くならず
流産することもあります
血の不足は
偏食など食生活の不摂生・
胃腸機能の低下・出血などが
原因となると考えられています
検査上では異常がみられなくても
「体質的」に流産しやすい
状態となっているかもしれません
悲しい流産を乗り越えて
次へと進む一歩を踏み出すとき
「妊娠しやすい体質」
「流産しにくい体質」
をめざして
東洋医学の考え方で
治療をおこなう
鍼灸治療を試してみては
いかがでしょうか
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