レディース鍼灸さいとう名古屋

名古屋市中区上前津にある女性専門鍼灸院

いのちのことを考える日

2018-02-23 23:21:51 | ホスピス・緩和ケア
名古屋市のみなさん

こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です



昨日2月22日は

222(にゃんにゃんにゃん)で

猫の日だったようです



全国の猫ちゃんたちは

飼い主さんたちを

癒しながら

ちょっぴりご褒美が

もらえていたかもしれません



そんな中

2月18日(日)は

四日市市でおこなわれた

市政120周年記念事業

『それぞれの最期(とき)
〜地域とのかかわり〜』

に参加し

いのちについて考える1日

となりました



今回の講師は


自宅でご主人を看取った

ドキュメンタリー映画「いきたひ」

映画監督の

長谷川ひろ子さん


看取りの家「なごみの里」を設立

看取り士の

柴田久美子さん


四日市市で終末期の在宅医療に

取り組まれている

いしが在宅ケアクリニック院長

石賀丈士先生


の3名でした



現在の日本では

8割以上の方が

自宅で最期を迎えたいと望む中

その希望が

叶えられているのは

1割程度にとどまるそうです


最期のときが

どのように訪れるのか

看取りの現場に

立ち会う機会がないことで

知る機会を失い

いのちとは何かが

わからない子どもや

いのちを看取るということが

死への怖さや不安により

看取りの選択ができず

救急車を呼んで

自宅で最期を迎えたいという

望みを叶えることが

できなくなって

いるのだそうです



看取りの「看」という字は

「手」の下に「目」と書き

いのちが燃え尽きるときには

膨大なエネルギーが生まれ

それを

「手」で触れることで

感じ取り

そのエネルギーを

受け取ることができる


看取りの現場に立ち会う

ということは

最期まで

生ききる姿や

いのちの大切さを

感じられる

大切な時間で

次の世代へ

いのちをつなぐ

「生命のバトン」を

受け取るとき

なのです



また

終末期をともに過ごし

最期を看取ることで

家族は

少しずつ

気持ちの整理をすることができ

それだけで

「グリーフケア」

という

残された遺族の

心のケアの

一環になっていくのだそうです


病院死が当たり前になってしまった



いのちの責任は

誰が取るのかわからなくなり

病院任せとなっている

という言葉は印象的でした



私たち鍼灸師は

患者さんを看取ることは

できません

ですが

最期のときまで

いのちに向き合って

生ききるお手伝いが

できます



支える立場だからこそ感じる

ご家族の思いに

寄り添うことができます


今回の講演を通して

改めて

いのちの大切さを感じ

患者さんの人生に

寄り添える

存在であれるよう

誇りを持って

診療に臨みたいと

思っています



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地下鉄上前津駅から徒歩5分

頭痛、逆子、不妊治療専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋
名古屋市中区上前津2-14-7
上前津ハイネス1F
TEL/FAX:052-331-3389

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