アザミは好きな花のひとつだ。藤野町に通うようになって、道ばたに咲いているアザミの強さが好きになった。クラフト作家のさとうますよさんのところに1年ちょっと通った。たくさんのアザミを使ってアレンジした、何とも言えない至福の時を思い出す。わたしの作品の写真があるはずだけど、探す気がしない。米軍再編などと言うから、野に遊ぶ時間がなくなってしまった。どうしてくれるのよ、ライス国務長官。黒人女性でもあなたもエ . . . 本文を読む
新緑というか、緑陰で暗くなっている市役所バス停。思えば大胆なことをはじめてしまったけれど、誰もなんにも言えない。今までになかったこと、前代未聞のことをやってる。米軍基地については国の専管事項だという。日米政府で決めたことは市が何を言ってもだめだということか。ちがうと思う。町があり、人が暮らし、社会の秩序が生まれ政治が必要になる。自分たちの町のことは自分たちで決めるのが地方自治でしょ。基地はいらない . . . 本文を読む
誰も来ないと思っても、7人は来てくれるからすごいと思う。これからは連絡先とか聞いて、雨だったらどうするとか、少しは決めた方がいいかもしれない。それにしても、なんていい場所なんだろう。5月の新緑が風に吹かれて、「基地はいらない」という当たり前のことを言ってるだけ。別に気負ったり怒ったり、悲愴になることはない。それだけまだ、ことの重大さがわかっていないのかも知れない。アメリカの世界戦略の拠点となる、キ . . . 本文を読む
カザルスの鳥の歌については、ここで言うのも野暮かと思う。この相模原の市役所バス停で、誰か気がついた人はいただろうか。もしも、バスを待っている人で、パブロ・カザルスを知っていて、バスが来たときに鳥の歌を聴きながら、心残りに去っていったとしたら、きっとその人は次の選挙で、誰よりも平和を愛する人に投票するだろう。そんな空想が楽しくてならない。音楽の力を、ことばの力よりも信じたい。3時30分からの、米軍再 . . . 本文を読む