内藤典彦のコラム&ダイアリー

Column&Diary

「朗読劇 -紙風船-」

2020年11月01日 | ブログ

朗読劇「紙風船」
微力ながら、コロナ禍のなか、芸能芸術文化の灯を消さないよう
お客様を入れず、無観客で公演したものを映像化したものです。
無料で視聴出来るように致しました。
どうぞご覧くださいませ。

劇作家の登竜門、あの"岸田戯曲賞"の岸田先生です。

[朗読劇] -紙風船- 作/岸田國士 出演/内藤典彦with瀧マキ

大正時代に描かれた脚本で、
言葉や貨幣価値が現在とは全く違うので、
現在にとっては難しい脚本です。
演じやすくするために脚本を勝手に書き換えて
表現している演劇人もいるようですが、
ワタシの場合、脚本は一切いじっておりません。
当時(大正時代)のまま、忠実に表現いたしました。

約25年前、ワタシが20代の時に、
実際に舞台で演じたことがあります。
演出面では色付けして、勿論、脚本に忠実に演じました。
実は当時、岸田國士さんのお嬢さんで、
女優の岸田今日子さんにもご覧いただき、
上演後、ワタシの楽屋に訪ねてこられ、
演出面で色づけしていたのでお叱りを受けるのではないかと
内心ドキドキしながらお会いしました。

岸田今日子さんから、今の若い子が、当時の脚本を忠実に
演じながらも、演出面で面白く膨らませ、
創意工夫がされていることがとっても良いと、
太鼓判を押してくださいました。

そんな作品を四半世紀たった今、
再度、朗読劇のかたちで演じてみました。




紙風船、、、内藤典彦でした。。。(笑)





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