２年後の個展のためのギャラリー予約完了。予約は希望する月に入ってからなので早速出掛けた。すでにひとりの予約が済んでいたが、幸いかぶってなく第一希望の月末を確保できて安心した。来年の分は去年予約してある。悲しいのはそのギャラリーは２年後が最後になり翌年にはビルが解体されてしまうということ。発表の場がさらに減ってしまうのは何とも言えず辛い。
21-6-1
続き。ギャラリーを運営している道銀文化財団によると新しいビルにもギャラリーを設けたいとの意向だったが、たとえできるとしても解体後３、４年は掛かるはず。その間にも大切な時間は過ぎ去ってしまう。そして、今年の個展の会期にまた新たな変化が。今日、７月末にキャンセルが入ったので再検討してはとの電話が入ったのだ。コロナの鎮静化を期待しつつ再変更。
21-6-2
地下通路を歩いているといつもより人出が減っているのがわかる。よく観察してみると高齢者が減っているのだ。やはり、高齢者ほどコロナの怖さをしっかり受け止めているからなのだろう。高齢者が街の賑わいの大事な役割を果たしていた事実も見えてくる。街中へ行くのは教室のあるときのみだけど、自分も高齢者のひとりなので感染しないよう十分に気を付けていたい。
21-6-3
雨上がりの夕方、安春川を散歩していると久し振りの虹に出会う。最初は西に向かい、同じ遊歩道を戻るとき東の空に虹を見つけた。鮮明ではないが上から赤紫、赤、橙、黄、黄緑、青、紫のように見える。虹色を調べてみると、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫になっていた。藍はどうも頷けない気がする。虹色の７色は日本の定義であって６色もあれば５色の国もあるという。
21-6-4
オリンピックのボランティアの辞退者が１万人になったことに対して事務総長は「特段問題はない」と言い放った。８万人が７万人になるというのに問題がないとは理解しがたい。それならばと辞退者が増える可能性もある。しかし、その真意が明らかに。アルバイトを大募集している事実が判明したのだ。当然アルバイトには報酬が支払われる。ボランティアはどう思うのか。
21-6-5
安春川のほとりに人だかりができていて何かを見つめているのでもしかしてと思って一緒にのぞいて見るとやっぱりカモのヒナがいた。親のあとを必死に追いかけて泳ぐ姿は何度見てもかわいい。7羽ほどいたけれど、無事育ってほしいもの。この川には鯉の稚魚もたくさんいて、それを釣ったりすくったりしている子供たちもたくさんいる。とにかく安春川の春はにぎやか。
21-6-6
夏のような暑さがやってきて、今年初めての冷やしラーメンを食べる。暑いときにはやっぱりこれがいい。卵焼きとキュウリは定番でハムの代わりにカニカマを入れ麺の周りにはざく切りにしたトマト一個分を添える。色味が鮮やかではっきりしていて見た目も美味しそう。酸味のきいたタレがさらに食欲をそそり、食は一気に進む。これから秋が来るまで何食食べるのやら。
21-6-7
持っているものを活かせるのが嬉しい。個展に出品する予定の小品の額をアクリル板を使って作っている。アクリル板はもちろんだが加工に使う色々な道具達の出番が久々にやってきた。引越しのとき、素材の一部は捨てたけど道具類は捨てていない。というか捨てられない。いつどんなときお呼びが掛かるかわからないのだ。持ち続けた技も活かせるのがたまらなく嬉しい。
21-6-8
太陽の沈む位置は随分西にずれ、夕日は西の窓のほぼ正面から入ってくる。その方角にはやわらぎ斎場があり、すぐ横に落ちて行く。多分、夏至のときには斎場に被さって消えて行くのだろう。そこまでは100m以上離れているのでかなり低い位置まで夕日を眺められる。今日は７時を過ぎてもまだ見えた。ふと気になり日の入りを調べると19：11で地平線と大差ないわけだ。
21-6-9
議論をしない国から議論のできない国に、そして議論そのものを捨てた国に。国会の党首討論でまったく議論になってない状態なのに与党（自民、公明）の幹部から議論は尽くされたとの発言があったのだ。あれが議論だと認識されればこの国から議論は完全に失われるだろう。すでに失われていても希望は持ち続けたい。討論好きとしてはテレビの朝まで生討論が懐かしい。
21-6-10
