新聞の字が大きくなったことは読み終えて畳むまで気づかず、そこでようやく『文字が大きくなりました』の知らせを見つけた。比較されれば違いがわかるわかるにしても小さな変化はなかなかわからないもの。かつて、しっかり見ているはずなのに徐々に変化する映像は気づきづらいという脳トレの番組があった。それと同じで国の流れも目を凝らしていないと気づかない。
24-6-1
先日姉妹達と食事会をした。姉は77歳で僕が75で妹は73と70歳の4人。実は兄は79歳で健在だけど昨年遠い島根県の松江に移住したので残念ながら不参加。なぜ島根だったのかは今も謎。これまではコロナのときを除いて毎年恒例の兄弟姉妹の食事会だったのに兄が欠けてしまったのは寂しい。それでも、この年齢になって幼い頃の昔話を楽しく交わせるのが嬉しい。
24-6-2
夏の楽しみができた。広島県に住む友達から電話がありお盆の頃に北海道旅行を計画しているので是非会いたいと言ってくれたのだ。彼はオックスホードの英会話学校で1ヶ月間を共にした仲だった。会えるならば約50年振りになるわけでどんな変わりようなのかも気になるところ。でも会ったとたんにその当時の若者に戻って懐かしい思い出話で盛り上がるに違いない。
24-6-3
アベのツケ。政治家がダメでも官僚がしっかりしていれば大丈夫と言われた時代もあったが安倍のときには官僚は忖度する存在になり下がり何もかもが嘘で塗り固められ正直は失われた。その悪癖は個人のみならず大企業にまで浸透していた。トヨタやホンダなどでの不正が発覚したのだ。日本の信頼は地に落ちた。国会で嘘をつきにやついている姿は頭に焼き付いている。
24-6-4
いつもは歩いて帰っているところから帰るとき、雨が降っていて西の空を見ると止みそうもな雲だったのでバスセンターに向かうと100円ショップが目に入った。そこでバスを止め傘を買い歩き始めたらすぐに雨はあがりその後は傘を開くことなく帰宅。傘を買わなくてもよかったが安心して歩けたと思ってよしとしよう。ちなみに傘は220円でバスの運賃とほぼ同額だった。
24-6-5
日本の北に住んでいるせいでこれまでは動物や植物の北限ばかりを意識していたけれど当然南限もあるわけで、温暖化が進むにつれてそれも意識するようになってきた。これまであったものやいたものがいなくなりいなかったものが出てくるようになる。すでに鮭やサンマなどが取れなくなりブリやフグが取れたりさつまいもの収穫量が増えたりしている。これがさらに進む。
24-6-6
悩ましい紫外線。紫外線は皮膚に悪影響を与えたり皮膚ガンを誘引したりするから過度に日光を浴びるのは避けたほうがいいと言われている。だから紫外線は悪者扱いされているがその一方で骨を強くするにはビタミンDを生成する紫外線を天気のいい日に15分〜20分ほど日焼け止めなしで浴びるのがいいとも言われる。何事にも当てはまることだが適度がむずかしい。
24-6-7
ほんの小さな周遊。この前のは西区だったけど今度は東区。街での仕事の後、地下鉄で環状通東へ行きそこでバスに乗りモエレ沼公園のピラミッド館に向かう。ここへバスで行くのは初めてのこと。車を手放してからだから4年振りになる。何だか懐かしい気分になった。帰りのバスは新道で降り北34条行きに乗り換えた。終点からは歩いて帰宅。初めての路線が楽しかった。
24-6-8
3年前まで住んでいた家の辺りを久しぶりに歩いてみて家屋の変化に驚いた。そこに越してきたのは18年ほど前なので住人や家の移り変わりがあっても不思議ではないけれど10数軒の半分以上が建て替えられ新しい住人が住んでいるのだ。なかには空き地の場所もあった。移り始めた頃には少し上の世代の人がほとんどだったので、明らかに世代交代のときなのだと思う。
24-6-9
テレビの世界遺産では富士山も取り上げられ選定理由も語られていた。形の美しさに加え文化的特徴や芸術作品を生んだ点が評価されたという。さらにあらゆる角度からその流線形を眺められるのもすごいところだがそのおかげで問題も起きている。コンビニの屋根に富士山が乗っていると写真スポットになり、富士山を遮る完成間近のマンションが解体されたりもする。
24-6-10