『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 21-2-1〜10

珍しく長く感じた1月も終わり、2月に入った。これからも寒い日は続くけれど、厳しい冬もあと1ヶ月の辛抱だ。3月になると雪解けも一気に進み、冬というより春を迎える準備期間のようで、温暖化の影響もあり昔に比べると冬の期間は随分短くなった。気の早い人はもう雪割りもやっているようだ。嬉しいこととはいえ、このままどんどん冬が短くなっていくのは心配でもある。
21-2-1


風呂上がり(シャワーも)にはバスタオルを持って真っ先に家の中で一番寒い玄関へ行き、そこで急いで体を拭く。寒くなると毛穴が閉じて体内の暖かさが保たれ湯冷めしづらいと知った20年近く前からずっとやっている。とくに寒い冬は気分もシャキっとするからやめられない。これも継続のひとつ。ちょっと意味は違うが子供の頃、乾布摩擦は寒風摩擦だと思っていた。
21-2-2


お正月のとき以来の寒波襲来。前のは最高気温が−8.9度で今回は−8.4度だった。前により寒いのを体験しているためか、それほどの厳しさを感じずに済んだ。さらに、寒さに体が慣れてきたのも影響しているのだろう。そんなことで寒さ以上に辛かったのがツルツル路面。とにかく一瞬の油断もできないので常に下向き歩きになって、いつもの距離でもかなり疲れてしまった。
21-2-3


自らの不正や嘘まみれを棚上げにして、事業者や個人が命令や入院などを拒否した場合、罰則を科すという。自らは身を正すことができない、しない人間が他人には罰を与えるのでは筋が通らない。これでは困窮者やコロナ患者をさらに窮地に追い込むだけだ。軽い反省だけで罪をないもにしてきた責任は極めて大きい。『深く反省している』と言えば許されるのなら別だが。
21-2-4


何を今さらの感。森会長は首相のときからリーダーとしての資質のなさはわかっていたはず。なのに重用してきたわけだから、周りも同罪と言える。本音を言ってるのに撤回を求めるのもおかしい。何度も何度も繰り返されているのに建前を信じようとする不思議。建前と本音を分ける日本の文化のひとつなんだろうけど納得できない。どうして本音を受け入れないのだろう。
21-2-5


続き。臭いものには蓋の体質。しかし、いくら蓋をしたつもりでも臭いの元はそのまま残っている。そして、その蓋はあると思う人にはあるけれどないと思う人にはない。だからないと思う人には何の役目も果たしていない。本音を信じる多くの外国人にはこの蓋はないに等しい。それどころか言い逃れの道具にも映る。このままでは日本全体の体質と受け止められかねない。
21-2-6


あいまいを好む国民性。カタカナ言葉(造語も含めて)もそのひとつ。これには確かな共通認識が乏しい。言葉の意味が不明確で、人それぞれで受け止め方が微妙に違う可能性がある。これでは集団での意思統一も難しい。ソーシャルディスタンス=人との距離もステイホーム=在宅もそう。緊急時に全ての年齢の人達に向けたものとは思えない。言葉には共通認識が不可欠。
21-2-7


気分転換も兼ねていつもと違うスーパーへ1年振り位に向かってみると、すでに店舗は変わりドン・キホーテになっていた。なぜこんな住宅街にと思ったが、入ってみるとあの商品で埋め尽くされた店内とは違い、ほぼスーパーに近い売り場になっていて、こんなドン・キホーテもあるんだと驚く。店名だけでは判断できないものだ。徒歩圏にもうひとつのスーパーが増えた。
21-2-8


続き。しかし、昨日初めて入ったスーパーの名前を思い出そうとしたのにすぐに出てこない。ちょっとしてから浮かんだのが『びっくりドンキー』。いやいや、これはハンバーグの店だから違うと、再び考える。何か近い感じはするするのにその先へは進まない。いっそネットで『商品で埋め尽くされている安売りの店』で検索しようかとしたが、レシートがあって解決。ホッとする。
21-2-9


森会長の発言が国内にとどまらず世界に悪影響を与えているが、その火に油を注ぐ言葉が与党の重鎮から飛び出した。五輪ボランティアを辞退した人達に対して「冷静になって考えれば戻るはず」と言ったのだ。個人の意思を平気でないがしろにするその意識に愕然とする。彼とは思考回路が違うから冷静になって考えれば辞退者が増えることはあっても戻ることはないだろう。
20-2-10












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