制作机のZライト（ライトの支えを自由に曲げられる）の蛍光管が切れたので、新しいのを買ってきて取り付けたが点灯しない。何度か入れ直してもやっぱり点かない。夜間の制作には絶対必要なのでもしも本体に問題があるのならと不安になった。でも、諦めずに試すとようやく点いて一安心するが光がやけに黄色でびっくり。蛍光管の光は白と思い込んで買っていたのだ。
21-3-21
続き。白に慣れると黄色はかなり強い色味に感じてしまう。すぐにそれを持って買った店に向かう。すんなり白に取り替えてもらえてホッとする。点灯するととても明るく、切れたのがいい機会になってくれた。このZライトは３０年以上前に買ったもので、もうひとつの大学時代に手に入れたものもしっかり現役で使っている。Zライトは長年制作時の大事な助けになってきた。
21-3-22
久し振りに雲を眺めながらの散歩を楽しむ。風のない穏やかな天気のせいもあってゆっくり流れる赤みがかった雲をのんびりした気持ちで追う。ようやく歩道の雪も解けて足元を見ずに歩けるようになったのだ。上を向いたまま歩けるようになって、ようやく本当の春を実感する。夕方のテレビでは札幌の積雪が0になったと伝えていた。これからは安春川沿の散歩も楽しみ。
21-3-23
平均寿命への疑問が湧いてきた。生まれた年にそれを推測する基準がそのときの医療や社会環境に依るとしたら、その後の進歩や変化は計算外なんだろうか。１０年後はまだしも５０年後の予測は極めて難しい。それだと余りあてにならない数字のような気もする。だから、同年齢の人達がどれほどの割合で存命しているのか知ってみたい。それで平均寿命の正否もわかる。
21-3-24
これまで３６年間講師をしてきた朝日パステル画教室がついに今日終了した。３６年はたまたま自分の人生の半分の期間になっている。つまり、それだけ長いというわけだ。こちらもほおずき会同様生徒の増減があったもののここまで続けてこられたことをありがたく思う。生徒がいなければ続けられなかったわけで感謝の気持ちしかない。多くの人達が次々と脳裏に浮かぶ。
21-3-25
まだまだ食べられる食品が捨てられ、焼却されている映像を見ると悲しくなってしまう。世界どころか日本国内にだって食事にありつけず苦しんでいる人がいるというのに。日本は食料自給率が極めて低く重大で深刻な問題なのにこの状況は矛盾している。せめてものささやかな償いは積んである商品の一番手前の一番上から取ること。これからもこれだけは守っていきたい。
21-3-26
続き。いつも食品や食材に余り物はないと思って生活している。家で食事を作るとき、いわゆるレシピをまったく守っていないので食品を余すことはない。とにかくあるものを利用する。幸い好き嫌いがなく胃腸も丈夫なので外での食事も残すことは限りなくゼロに近い。ほとんどを美味しく食べられる体と気持ちを大事にしたいと思う。これは本当にありがたく親に感謝だ。
21-3-27
続く。これまでここに何度も書いてきたが、どうしても気になるのは食料自給率の低さと中国に頼り過ぎている問題。輸入が多少の割合ならまだしも余りにも多過ぎる。もしも、それを武器にされたら一切逆らえず言いなりにされてしまう。どうしてこれが恐ろしくて怖いと思わないのか不思議。食料は生存のための根幹。食料に対する危機感をもっともっと持つ必要がある。
21-3-28
３月の観測史上最高気温の１８度に。これは５月中旬の暖かさだという。１ヶ月どころか１ヶ月半も先取りしているのだから驚く。地球の温暖化は間違いなく進行している。最近耳にした予測では確か５０年後には日本のほとんどの海岸線から砂浜が消滅するらしい。もちろんこれは海水面の上昇によるもので、氷河崩壊の映像を見せられるといやがうえにも頷けてしまう。
21-3-29
かつての住居のあった更地で杭打ち工事が始まっていた。自分の土地でも建物でもないのに、どんな家が建つのか気になる。１６年間も住んだ場所だからそれなりの愛着があり興味もある。でも、近所の住宅と住民は随分様変わりして今では１６年前の建物と住人がかなり少なくなり、時の流れを感じさせる。とにかく、完成するまではその近くを歩くときの楽しみになりそうだ。
21-3-30
家の窓から見下ろせる公園の雪も消えて、そり遊びをしていた小山で幼稚園児達が歓声を上げながら駆け足で上り下りを繰り返している。それだけでも十分楽しそうに体全体が弾んでいて、見ている方も思わず動き出したくなる。子供の頃から外遊びが好きで駆け回るのも大好きだったからあの子達の気持ちが手に取るようにわかる。これからも元気な姿を見せて欲しい。
21-3-31
