『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 21-4-1~10

4月に入り新たな絵画教室が始まった。今後どうなるかという不安はあっても、今は期待と意欲の方が大きい。これまでの依頼されてする講師とは違い、自ら会場を確保し生徒を集めて会を維持していくわけだから緊迫感はこれまでより高まっている。しかし、すべて自分次第なのでそれも頑張りがいがあると受け止めればいい方にも繋がりそうだ。そう思って頑張りたい。
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価格の総額表示に賛成。値段が高くなったように感じるという人もいるけど、まったくそうは思わない。むしろ、後で追加される方が高くされた気がしていた。買い物でおよその合計を暗算するときも消費税分がなくなり随分楽になる。支払う金額は同じなわけだからこっちの方が明朗会計でスッキリしてわかりやすい。だから、自然に受け入れられるし変化も感じないほど。
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4丁目プラザが来年1月に解体されるという。でも、4プラ以前の方が懐かしい。そこの駅前通りには維新堂、西林、古書店などが所狭しと連なっていた。角には石造りの建物もあった。とくに画材店の維新堂には大学時代の前半には何度となく通った。確か店長は沼田さんだった気がする。そこにはギャラリーもあって同学年のグループ展を度々開催していたのを思い出す。
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安春川の向かい側の道を歩くと今までとは異なる風景が目に入る。これまで歩いていた道も周りの建物も離れて見るだけでとても新鮮に映る。見慣れたものでも距離と角度が変わると違って見えるから楽しい。引越しはすぐ近所だけど安春川をはさんだ反対側に来たので、こちらを歩く機会が多くなったというわけ。季節が移り変わるこれからもいろいろな発見がありそうだ。
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4月に入ってすぐに居間の窓ガラスを拭いた。それは出入りもできる大きな窓で、そこから出てしたかったので春の陽気を待っていた。前の家では窓ガラスの汚れをあまり気にせず、その内雨が綺麗にしてくれると怠けていた。でも、この家ではレースのカーテンをしていないのでどうしてもガラスの汚れが目に付いてしまうのだ。おかげでスッキリ爽やかな風景に戻り大満足。
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雀の群れの行動の不思議。スズメが突然集団で飛び出すのはどうして何だろう。もちろん理由があると思うのだがこちらにはわからない。まるでパニックを起こしたように慌てて見えるのは本来の飛び方なのに集団だからそう感じるのだろうか。そこで気になるのが、最初に動くのは気弱なスズメなのか、それとも冷静な判断をするリーダーのようなスズメなのかということ。
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今日、新たに始まる絵画教室の水曜日教室の初日を迎えた。これでふたつが揃っていよいよスタートを切ったことになる。以前の教室よりはかなり狭くなったけれど12人がイーゼルに向かって絵を描けるスペースを無事確保できてとりあえずホッとしている。長く続けるためにも、これからも生徒の意向を聞きながら、徐々に落ち着いて楽しく制作できる場にしていきたい。
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気温の差が激しい。つい先日5月中旬並みの暖かさがあったというのに今度は吹雪がやってきた。真冬ほどではないにしても本格的なもので、道路は解けていたけれど公園の土や草のところは雪化粧していた。山間部ならまだしも平地での突然の雪にドライバーも驚いたに違いない。ということは峠ではどうなっているのか心配だ。夏タイヤに交換済みの人は戦々恐々だろう。
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公立小学校の学級定員を35人にする法案が3月に成立したそうだが、未だに40人規模でやっている事実に愕然とする。これは政府がいかに教育をないがしろにしているかの現れと言える。国際水準では35人でさえ大人数なのにさらに5年後の実現を目指すという。4年ほどの高校の講師の体験からも35人でもまともな授業のできる人数ではない。20人を目指すべき。
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続き。すると、決まり文句の「お金がない!」が返ってくるが、まさに教育の重要性を理解してない証拠。予算は優先順位の問題で、何を大切にするかでお金の使い方は異なる。それは個人でも家庭でも同じであって、それが生き方に直結している。まずは無駄遣いをなくすことから始めるべきで、そのひとつは国会議員の削減。学校の先生を増やした方がより人のためになる。
21-4-10











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