『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』  23-1-11〜20

地方の列車に乗っている地元の人達が列車を『電車』『電車』と繰り返し言っていた。その列車にはパンタグラフは付いていなくて明らかにディーゼルカーなのにそう呼んでいる。多分これはテレビの影響に違いない。全国ネットのテレビ局が地方ロケの場合に列車に乗ったり見たりするとディーゼルであっても知ってか知らずか『電車』と連呼する場合が度々あるのだ。続く。
23-1-11


鉄道に興味がないにしても違いは外見ですぐにわかるはずなのに、何度も聞かされるとそう呼ぶものだと思ってしまうのだろう。決してタレント個人の問題ではなく局としての立ち位置に問題がある。それは都会目線で地方や田舎を見ているということに他ならない。自分たちの日常をそのまま田舎に持ち込んでいる。かく言う自分も都会暮らしが56年にもなり気をつけねば。
23-1-12


 体重の増減はベルトの穴の違いでわかると言われるけれど、手首を握ってみるだけでもよくわかる。もしかしたらベルトよりも微妙な変化がわかるかもしれない。何しろいつどこでも簡単に調べられるのがいい。もちろん、面倒がらずに体重計で測れば正確にわかるのだがついつい遠のいてしまう。でも、この機会にと測ってみると手首の感覚は正しくてほんの少し減っていた。
23-1-13


昨日は9度近くまで気温が上がり1月としては記録的な暖かさになった。その前も暖かい日が続いたため少なかった積雪はさらに減ってほんのわずかになっている。去年の12日から14日にかけてはこちらも記録的な暴風雪で雪かきに追われていた状況とは大違いだ。でも、一年前の恐怖の記憶がまだ鮮明にあるため『いつかこの反動がくるのでは』という不安はぬぐえない。
23-1-14


ニュースで報道されるたびに不愉快な思いにさせられる人物がいる。それは自らガーシーと名乗る人物。もちろん本名ではない。これだけでも十分怪しい。一般人ならどうでもいいのだが国会議員なのに昨年の夏から一度も国会に出席せずにドバイに住んでいるというのだ。それなのに国費が払われている。どうしてこんなのが許されるのか理解できない。法律上ありなのか。
23-1-15


プーチンの癌重病説の信憑性は不確かだが、もしそうだとすれば極めて大きな危険をはらんでいることになる。そうでないと願うしかない。なぜならそれでなくても先を読まずにいや読めずに無謀な戦争を仕掛けて市民を大量に殺害する脳の持ち主なのだから自分の死期が近いとわかったらさらにやけくそになり何をしでかすかわからない。だからといって長生きも困るけど。
23-1-16


中心街の地下通路を歩いていると随分人通りが多くなったと感じる。コロナの感染者は相変わらず大勢いるけれどコロナと共に生活する道を選んだことの表れだろう。コロナ前の状態に近づいている気はするが何せ3何間の空白のせいで正確には思い出せない。ただし高齢の人は以前よりまだ少ない気がする。これに高齢者が加わってようやく元の姿に戻るのかもしれない。
23-1-17


爪切り。手の爪を見て一旦はまだ切らなくてもいいかなと感じたはずなのに思い直していざ切り始めてみるとそれなりに伸びていてやってよかったと思うときがある。ぱっと見では気付かなかった部分がしっかり見つめると見えてくるからだろう。同じ所でも意識の差で違って見える不思議。見ていても見えてないものがあるわけだ。これは他にもいろいろ当てはまる気がする。
23-1-18


熱代謝が落ちてきている。冬に寝るときには以前より厚手のパジャマを着るかシャツを重ね着するようになった。重ね着のいいところは簡単に調整できること。実は昨晩、前日と同じ格好で布団に入ったのだが少しスースーする感じがしたので起き出して大きめのシャツを重ねた。もう少し前なら頑張れば寝付けただろうがもう頑張りは無理と判断。おかげで朝までぐっすり。
23-1-19


地方だけでなくいよいよ札幌市も人口が減り始めてきた。減少は2年連続でその幅も広がっているという。様々な要因からして今後再び増加に転じることはないらしい。札幌に住み始めた56年前とは逆の流れになって行きそうだ。成長ばかりを目指す時代ではなくなっていくわけで、より堅実で現実を見据えた市政が大事になる。オリンピックで夢を見る余裕などすでにない。
23-1-20
















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