『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』  23-2-28

三寒四温。2月も下旬に入ると寒い日ばかりが続くのではなく、寒い日よりも暖かい日の方が多くなったりする。今はもうそんな季節に入ったようだ。過去には2月が一番寒い時季だったのに最近では1月の方が寒くなった。これも温暖化に関係しているのだろうか。季節のことわざはほとんどが本州が基準のはずなのに北海道にも当てはまるのは喜んでばかりではいられない。
23-2-21


中心部の地下通路を歩いていると黒い服の人が以前より増えたような印象を受ける。黒は落ち着いていて他の色にも合わせやすい無難な色なので選ばれるのはわかるのだが、あまりにも偏りすぎている。変化に乏しいのは生活の余裕のなさの表れでもあるのだろう。かく言う自分も黒の服を着ていることが多い。もしまた中国人観光客が復活すれば色とりどりになるのかも。
23-2-22


2ヶ月毎の床屋の予約電話をしたが一向に出てくれない。10時を回っているので開店しているはずなのにどうしてなんだろうと不審になる。もしかしたらビルの解体の話が進んで急に移転したか廃業したのかと心配になった。床屋を開拓するのは面倒だなと考えながら出掛けると閉店している店があり、そこでようやく祝日に気付いた。床屋はまだ大丈夫とわかって一安心。
23-2-23


ロシアによるウクライナ侵略戦争が始まってから1年が経った。今もなお報道では侵攻などと伝えているがそんな生易しいものではない。明らかに最初から占領目的で戦争を仕掛けている。1年前も現実とは受け入れ難い無差別攻撃だったが これが1年以上続くとは想像できなかった。当初ロシア内での戦争反対デモに一抹の期待を持ったせいもあるが見事に消された。
23-2-24


続き。戦争の残虐さの恐怖だけでなく、戦争に反対する声や叫びはいとも簡単に消し去られる怖さも実感させられた。事が起こってからではすでに遅いというわけだ。ミャンマーからも香港からも抗議の声どころか現状さえも漏れ出てこない。それらの声は完全に封印され無きものにされた。その流れは突然湧いてくるわけではなく徐々に進行していく。決して他人事ではない。
23-2-25


作品集作りは3日ほど前から印刷の段階に入っている。これは印刷機がやってくれるので助かるのだが思わぬ落とし穴が待っていた。1枚目をきちんと確認すればよかったのにそれを怠ったため、5枚刷り終えたところで間違いを発見したのだ。両面印刷の裏面の方だったのでなおさら衝撃も大きかった。インクの消耗の早さに嘆いていたのにこんな初歩的な失敗をするとは。
23-2-26


作品集作りの合間をぬって確定申告の書類を作成する。毎年同じようなことを言ってるけど、やり始めるまでは面倒な気がしてもいざ始めてみるとさほど苦労もなく1日で終わってしまう。これも始めるときの勢いが大切。今日提出したのでこれで気にせずに済む。ここでまた友を思い出すのはいつも彼のほうが遅く提出していて「終わったら飲もう」が合言葉になっていた。
23-2-27


今月最後の日。作品集の当初の目標だった今月中の編集終了と印刷開始は無事達成できてホッとしている。印刷の済んだものは製本作業にも入っていてすでに7冊できた。製本は初めてのようなもので試行錯誤を重ねながら最善の方法と手順を模索しながら進めている。その二つがある程度固まるとあとは黙々とやるのみでまるで内職のよう。今月末までに50冊は作る予定。
23-2-28
 










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