なかむらピアノ教室きよせ 発表会に出たくないという生徒

私のピアノ教室では
毎年発表会を
他ピアノ教室の先生達と合同で行っております。

子どもの習い事の中では
ピアノは家で練習をしなければいけない事のひとつです。

いちばん近い存在のお母さんも
ご協力が必要になります。

練習が大変ですが、
曲が弾けるようになってくると
子供は楽しくなってきて
自分から
どんどん練習をするようになるのです。
弾けないうちは
なかなか練習が出来ません。

練習が好きな子供は・・・
なかなか・・いません。

1年間で考えて
大きな目標を作り
それに向かって
練習をするようになるのです。

誰かの前でピアノを演奏する事は

家で弾けるようになる事とは
少し違います。

良く、生徒が口にする言葉のひとつ。

家では弾けてたのに

発表会は
子供のピアノ演奏が上達をするきっかけを作ってくれるのです。

でも、
中には
発表会出たくない・・・
そのように言う子供もいます。

ピアノの先生達は
ピアノ練習がなんとかできるように、
日々悩んでいることでしょう。
今年も、
人の前に出ることが、あまり得意でない小さな生徒がいました。

ひとりは、今年初めてピアノ発表会に参加をする生徒。

もうひとりは
去年、舞台の上で泣いちゃった生徒。

初めてピアノ発表会に参加をした生徒は
人の前が、なかなか得意ではなかった事を私が知っていたので
1回は、発表会を見送って
今年、チャレンジをしました。
もともと、発表会には出ない。が条件で入会をしましたが・・・と、お母さん。
心配だったことでしょうね。

なんと、発表会では、
ソロピアノを、堂々と弾き、連弾にも参加をして
フルスピードで息もぴったり、楽しそうでした
夏の特別グループレッスンではまだまだ、はずかしそうだったのですが
小さな発表を経験をしながら
大きく成長ができたのでしょう。（ご近所のお友達同士でピアノ弾きあいもあったそうです。）
お母さん、お子さんの成長に、とっても嬉しそうでした。

去年泣いちゃった生徒は、リハーサルでなんとかしっかりと演奏ができ

発表会では
おもだちの演奏を聴きながら
楽譜をちらちら見て、そわそわ
でも、舞台に上がると、
去年とは違うりっぱな演奏が出来ました。

発表会だけではなく、お教室では
クリスマス会、コンクール、リハーサル会、コンサート、など参加をする機会があります。
小さなうちから、たくさん経験しておくとよいです。

大きくなってからは、
心臓が本当に壊れてしまいそうになってしまいます大人の方は、よくお分かりでしょう。

なかなか、上手にならない・・・
練習をしない・・・
ピアノが嫌い？ピアノをする意味がない？

そうではなくて
何か、目標をもって
周りの大人も子供と一緒に頑張る！！
子供に伝えてあげることが大事なのではないでしょうか。

ピアノ発表会は、生徒が成長できる大事な行事です。