某出版社の法律学術雑誌の真山論文を拝読。ところどころに、言いたいことを少し混ぜているなと感じつつ、余白はどれくらい埋めたのかと..。 . . . 本文を読む
ところが、読み始めると、同僚の読み方はいい加減で、大意が分かればいいと言う。それに比べ、木田の読解ははるかに正確だった。結局、同僚は途中で「もうやめよう」と言ってきた。この時感じたのが、東北大の伝統だった。
「東北大の哲学科は外国語文献を読む時、一字一句を正確に翻訳する。初代教授の高橋里美の時代からそうだった」
哲学研究にとって、文献を正確に読むことは不可欠だという。基礎法も同じ。
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