西村健一郎さんというこの筋では、西の大家の方が寄稿されているので、畏れ多いと思いながら、気がついた点をコメントしておきます。個人的な感覚として、体系全体を教えるのがよいかどうか考えたほうがよいです。かつて私も二人の租税法の講義を拝聴したことがありますが、F教授の租税法よりもS教授(現在は、こちらに割愛されたttp://www.waseda.jp/accounting/kyoin/kyoin14.h . . . 本文を読む
http://www8.cao.go.jp/pfi/pdf/171003mha_r1.pdf以前に指摘しておきましたが、①PFIがうまく行くかどうか固定資産税などの地方税制度整備が整っているかどうか②リスクフリーレートの設定及び割引率の設定(金融屋さんに根拠を聞くとよい。インフレの時どうするのと)③中途で破綻した事例のあることhttp://66.102.7.104/search?q=cache:0 . . . 本文を読む
M・ウェーバー、カールシュミット、ノイマンとジンツハイマー、ハーバーマス、ルーマンを紹介している。珍しい概説本である。やっぱり、ヘルマンヘラーを翻訳した安さんらしく、英語とドイツ語の学術用語と日本語の学術用語のやり取りが一致しないの行(くだり)には苦笑した。くわばら、くわばら。(例1、legal state ☜ Rechtstat ☜ 法治国家)(例2、recht a . . . 本文を読む
なかなかいい本である。民事訴訟法学者は、いつもプラクティカルだと思うのは、歴史的考察を厭わないことにある。
特に裁判制度の中で、テッヒョーの民事訴訟法草案から民事訴訟法の跳躍と、大正期の手直し、戦時特例と時系列に沿って丹念に読み解いている。脚注における今につながる人物の紹介については、若干疑念が残る。 . . . 本文を読む
伊藤之雄教授著、名古屋大学出版会川田稔教授の文献渉猟ついでに、これを読んでいるのだが、かなり、実証的でヘビーである。まだ読み終わらない。「西園寺公と政局」のほかに「倉富日記」「高松宮日記」等実証的な日記に依拠して分析している。大正末期から昭和初期におけるリーダーシップの変遷と立憲民主制の運用の変容を丁寧に描いている。軍縮条約や統帥権といったその後の明治憲法の運用に大きく影響を与えた事項の描写は緻密 . . . 本文を読む
ようやく手に入り読みました。 論稿+資料集といった趣ですね。キーワード/領海/接続水域/国境警備/EEZ 前半は判例の紹介、後半はドイツ国境警備制度の緻密な紹介である。なんとなく、領海・接続水域で終り、EEZと追跡権については、わざとはぐらかして書いているのはなぜと、考えました。 法律時報の学界回顧「国際法」昭和25年から分をまた見直さなくてはいけませんか。EEZにおける主権的権利の国内 . . . 本文を読む