涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

個人的2015年夏期アニメトップ3

2015-10-01 23:11:37 | テレビ・映画・動画
どうも、艦これの80時間遠征始めましたちくぜんです。
タイトル通り、個人的な夏期のアニメのトップ3。


3位:乱歩奇譚

乱歩にまつわるワードをふんだんに使ったアニメだった。
OPがamazarashi、ちょっとレトロな雰囲気、シニカルな演出など、結構自分好みの感じではあった。
強いて言うなら、もっと乱歩要素を沢山出してほしかった所ではあるけど、まあその辺は仕方ないとも思う。
個人的にはもう少し上に伸びるような展開であって欲しかったので、ちょっと残念ではあるけど、満足は出来た。


2位:監獄学園

かなりおもしろかった。
原作の良さを十分に引き出す演出で、声優さんの演技もグッド。
昨今何かと表現の是非で叩かれるテレビアニメで、露出の高い副会長のシーンをよくぞあそこまで出してくれたと思う。
個人的には2期やって欲しいところではあるけど、未定となっている模様。



まあ、円盤の売れ行きをみながらって感じなんだろうけど、原作ありきのアニメは、そのアニメが良かった場合、原作は注目されても、円盤に結びつかない事が多いってのがアニメ業界の辛いところでもあると思うんだよな。
一方でオリジナルで勝負ってのは、ビジネス上かなりリスクがいることなので、これも辛い。
とは言っても数話程度の円盤(しかも安くない)を何枚も買ってられっかというのが消費者心理というのもまた事実。
CDと同じく、この辺をどうやっていくかが今後のアニメ業界にも求められてるってことだと感じる。
時代を感じるね。


1位:下ネタという概念が存在しない退屈な世界

今期のヨゴレ枠が、俺の中でまさかの1位をゲットしてしまった。
おいおいこれでいいのかアニメ業界って感じだった。
まさかの「のんのんびより(2期)」が圏外ですからね。

いや勿論「のんのんびより」は最後まで観たよ。
ただ、1期とやってる事変わらねえじゃんってのがあって、いい加減飽きてきたわけです。
まあ変わっちゃいけないんだけど、この手のほのぼの系は瞬間的なもんなんだよな、俺の中では。
そう何回もダラダラ観続けても飽きるんです。
「日常系は3巻で終わらせろ」が僕のモットーなのです嘘ですが。

まあとにかくのんのんは、僕が飽きてしまうという勝手な失速を遂げ、残念ながらランク外でしたよ、と。

そして1位の下ネタ。
まあなんつうかやりたい放題だったなあという。
キャラもそこそこ可愛いのが下ネタのオンパレードって流れなんだけど、下ネタのセリフを敢えて規制かけたのが僕の中ではよかったよね。
とりわけ、1話でハエのセックスシーンを全校生徒に見せつけるくだりで、ラストのセリフが殆ど自主規制だったシーン。
あれは規制かけてた方が面白いので、あれで正解だと思う。

あと一番思うのが「下ネタは反則」って事だよな。
『魁!!クロマティ高校』の山口ノボルも「安易な下ネタには頼るな」と言うように、下ネタって基本面白くなっちゃうので、あまりに依存しまくってるこの作品は、ある種反則だと思うわけです。
そういう意味では前期のてさ部も下ネタ要素が強いので、ある意味反則技なアニメではあるんだ。
ただ、あのアニメは絶妙な距離感だったり間の取り方、ネタのテンポなんかが凄い良くできてるし、そこに集中しているなってのが分かる。

このアニメはただただ思いつく下ネタをとにかくぶっ放しまくる。
「波動拳打っときゃ勝てるっしょ」くらいの、初代ストⅡ時代によくいた手合いのぶっ放し方をしてくる。
まあでもそんな反則技のこのアニメが、今期一番面白かったよね。
言い換えれば、これで1位とれなかったら、僕の中でこのアニメの存在意義は皆無だったんじゃないかと思ってます。
それくらい反則技なんだ。エロってのは。


以上のような感じです。
まあなんつうかエロの恐ろしさを改めて知ったというか、当たり前のようにエロが強かったというのが正直な所。
そういう意味では乱歩奇譚とのんのんびよりは、もうちょっと頑張ってほしかったなあという。
勿論面白かったので良いんですけど、俺の中ではエロに屈しちゃった所があるので、エロに負けんなと言いたい。
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