なな子の着物日和

*なな子の“着物生活”と“育児生活”のBlog*

検定勉強その漆

2010-10-16 17:17:07 | 着物
またまた問題作りお勉強~~♪



またまた〇×クイズ~沖縄編~(´∀`)


①琉球紅型は昔、士族や舞踊の衣装だった。
②久米島紬は国の重要無形文化財である。
③読谷山花織の基本模様はジンバナ、オージバナ、ハナアーシーの3つである。
④琉球絣は石垣島の南風原町で織られている。
⑤大島紬は沖縄県でも織られている。
⑥琉球紅型には巻き取りという独自の工程がある。
⑦芭蕉布は沖縄の染織品の中で最も古い織物である。
⑧イチチブサーとはげんこつ形の模様である。
⑨琉球紅型の蒸し工程は本土復帰後に生まれたものである。
⑩与那国島ではミンサー織が盛んに作られている。
⑪芭蕉布は糸芭蕉の茎の繊維から作られる。
⑫宮古上布は麻織物である。
⑬久米島紬は仕上げにきぬた打ちを行って布に柔らかさをだす。
⑭首里織は花織とロートン織の2種類の技法がある。
⑮デゥタディ、カガンヌブー、シダディの3つをまとめて与那国織と言う。



①〓
②〓
③×
④×
⑤×
⑥×
⑦〓
⑧×
⑨〓
⑩×
⑪〓
⑫〓
⑬〓
⑭×
⑮×



いよいよ明日だね!
後悔はしたくないょぉ゜。(p>∧
今日はほとんど勉強出来てないから、夜少しがんばろぅかな。

検定勉強その陸

2010-10-15 16:36:03 | 着物

ふぅ………
さゆりをお風呂に入れる前にまた1つお勉強しましょ。


[花嫁の着物]

現代の花嫁衣装には様々あります。
・白無垢
・色打掛
・振袖
・引き振袖
その4つが主流となっています。
白無垢はもっとも格式の高い正礼装ですが、色打掛も白無垢と同格の正礼装になります。引き振袖は武家や豪商や豪農などの名家から始まった婚礼衣装です。振袖は未婚女性の第一礼装ですが、明日からはミセスになり留袖になる花嫁が最後に身に付ける機会ということで人気もあります。


(白無垢)



昔から日本では、白は太陽の色とされ、神聖な色とされてきました。白無垢は室町時代から、すべてが白い婚礼衣装でした。下着から長襦袢、掛下、帯、草履、小物まで全てが白です。なぜ白なのか………、相手のどんな家風にも染まります。という意志を示すためという説もありますが、清浄を表す白一色の花嫁姿は良いものです。
白無垢には綿帽子か角隠しを付けます。これは室町時代から女性が外出するときに、着物を頭からかぶっていたなごりや、花嫁が自宅から嫁いだ時の外出時の魔除けかとも言われています。
白無垢に着る白打掛にも様々な模様があります。鶴や松竹梅、熨斗や御所車など様々です。光沢感のあるどん子ほか、唐織の白打掛もあります。
因みに、私は神前式では熨斗の白無垢を作って頂きました。押し入れに閉まってありますが、幸い娘がいるので、娘に受け継ぎたいものです。


(色打掛)



室町時代末期から江戸時代にかけて、着物の上に着物を羽織るだけの打ち掛け姿が武家の女性の礼装でした。豪華絢爛な色打掛は、富裕な町人や豪農に普及しました。


(振袖)
未婚女性の第一礼装である振袖には3種類あります。大振袖、中振袖、小振袖で、袖の長さが違います。振袖という名称が生まれたのは江戸時代初期の頃で、当時は18歳までの未婚女性が着るものでした。


(引き振袖)



黒引き振袖は大正時代頃から由緒ある家柄の正式な花嫁衣装とされてきました。


〇髪型について

(文金高島田)
日本髪の種類は何白種類もあると言われています。島田髷は古墳時代からありますが、花嫁の髪型で文金高島田を含む島田髷は、前後に折り曲げた毛束を中間で結んだスタイルです。高島田は上流武家の女性が正式な儀式の場に際して結った髪型になります。文金高島田に使う簪は櫛を含めて6点になります。素材には江戸時代から高級品として扱われてきた本べっ甲の他、真珠や珊瑚などもあります。



まだまだ奥深い花嫁の衣装ですが、この辺にして、さゆりをお風呂に入れてきまぁすぅ(*´∇`)

検定勉強その伍

2010-10-15 14:47:01 | 着物
なんか頭痛い・・(*_*)

昨晩も着物の勉強してる夢見てたし・・・゜。(p>∧
連日夢にまで出てくるって、どぅなのぉ(/_\;)

短期詰め込み型って脳が休まらないからよくないのかしら・・・。

けどそんな事言ってられないょぉ!!
闘いは明後日じゃぁ( ̄ロ ̄;)


[着物の文様について]

〇紋様→地紋のことを指します。
〇文様→唯一意味のあるもので、1つ1つ個々のものを指します。
〇模様→全体的なものを指します。




〔文様について〕

文様は縄文時代からあるとても古い文様です。文様にはさまざまな願いや意味が込められて作られたものが多いのです。
中国から入ってきた文様が多いのですが、文様が確立し始めたのは奈良時代の事で、安土桃山時代頃には確立されたと言われています。




〔文様の種類〕

〇植物文様→地球上の植物の他に、空想上の植物も文様になっています。例えば、柑橘系の橘は空想上の植物です。
〇動物文様→地球上の動物の他に、空想上の動物の文様もあります。例えば、鳳凰や龍などです。
〇自然・風景文様→様々な場所の風景が文様になっています。例えば、雲や雪や波などです。
〇器物文様→人間が持っていた物などから文様になっています。例えば、貝桶や扇、熨斗、楽器などです。
〓割付・幾何構成文様→直線や曲線で作られた幾何学的な文様で、文様の原点でもあります。例えば、鱗や青海波や縞などです。




〔時代と文様の特徴〕

〈奈良時代〉
〓吉祥文様→中国から入ってきた文様に日本独自の文様を混ぜて、おめでたい席での文様としました。例えば、松竹梅や四君子、五端、蓬莱山、鴛鴦、雲鶴などです。吉祥文様は着物に使われる事が多い柄です。



〈奈良時代〉
〓正倉院文様→聖武天皇がお亡くなりになられた際に、正倉院に入れられました。少し外国風な模様が特徴で、全て左右対称模様になっています。
例えば、葡萄唐草文様、狩猟連珠円文様、樹下動物文様などです。


〈平安時代〉

〓有職文様→日本独自の文様で、とても格の高い文様です。おめでたい席の他にも、仏の席での使用も可能です。吉祥文様と重なる文様もあります。有職文様の代表的なものは、亀甲柄や菱柄や七宝柄です。有職文様は帯に使われる事が多い柄です。



〔文様ランク〕

上記3つの文様にも格があり、着物の格や場所を選ばなければなりません。
ランクとしては、一番格の高い文様は有職文様で、次が吉祥文様、そして正倉院文様になります。
正倉院文様は格が下なのでおしゃれ着に向きます。



他にも文様には、
〇名物裂文様→室町、安土桃山時代に出来上がった古典文様で、インドの更紗や東南アジアの染織品に影響を受けています。例えば、吉野間道、いちご錦、有栖川錦などです。


〓光琳文様→江戸時代に確立した文様で、尾形光琳の描いた画風の文様で、光琳梅や光琳松、光琳波などがあります。



そぅそぅ・・・
吉野間道について。
私さ…吉野間道って「よしのまどう」って人の名前だと思ってたの(笑)
間道と書いて「かんとう」や「かんどう」と呼びますが、縞の一つで、鎌倉時代から江戸時代に中国から輸入された名物裂の中に間道と呼ばれる異国情緒あふれる縦縞があったことが始まりです。
高級縞織物として茶人の間で重宝されてきました。それで裂の所有者や茶器の名前を付けたものが様々あります。
それが、吉野間道や太子間道や望月間道などの名物裂があります。
ちなみに、名物裂とはお茶席などで茶器や掛軸や袱紗などに用いられる裂地のことで、それらを名物裂と呼んでいます。
名物裂文様には、間道の他にも、有栖川錦・糸屋風通・伊予簾・いちご錦・二人静金襴・角倉金襴・遠州どん子・利休どん子・和久田紹巴などがあります。
これらも、間道と同じ時期に貿易品として日本にもたらされたものです。中国の他にもインドや東南アジア諸国の影響を強く受けています。

因みに、名物裂のジャンルについて。
・金襴→金糸で織りだしたもの。
・銀襴→銀糸で織りだしたもの。
・どん子→生糸や練糸で地紋織物に織りだしたもの。
・間道→縞模様を織りだしたもの。
・風通→表裏を同文に織りだしたもの。
・紹巴→山形斜文の地組織で織りだしたもの。



振り出しに戻りますが、吉野間道は人の名前から由来されています。
京都の茶人、灰屋紹益が吉野太夫という舞妓さんに贈った裂から、吉野間道と付いたのです。
違う舞妓さんに贈っていたら、違う名前になってたんだから、歴史って面白いょね。

検定勉強その四

2010-10-15 13:37:11 | 着物


ちょっと歴史のお勉強~~(´∀`)




〇着物の歴史と流れ〇


(紀元前)

男性は体にグルグル巻き付けるタイプの袈裟衣(巻布衣)で、女性は一枚の布に穴を開けて首をとうした貫頭衣を着ていました。男性も正装として貫頭衣を着ることもありました。着物のルーツは貫頭衣と言われています。


(古墳時代)

古墳の中から靴や服や飾りや埴輪が出てきたのですが、その埴輪を見ると様々な人々のランクや衣類が分かるのです。埴輪は仕えていた人の生き写しの役割がありました。埴輪の服装が衣+(衣辺に軍)は女性の服装、衣裳は男性の服装と分かりました。衿合わせは2種類あり、盤領は詰襟の様な感じで紐で靴紐の様に結ぶタイプで、垂領は着物と同じ合わせるタイプでサイドは紐で結ぶタイプです。ちなみに、この時は衿合わせは左前でした。髪型もすでにこの頃から日本髪の歴史が始まっていたのです。男性は美豆良という髪型で、分かりやすいのは「卑弥呼さま~」と叫ぶ芸人さんが真似する髪型です。あれが美豆良です。そして女性は島田髷で頭の上でまとめていました。



(飛鳥奈良時代)

先程にあった衿合わせですが、719年2月3日養老3年に天皇から下の百姓までが右前にする様に衣服令で右衽着装法が出されました。これは現代の着物の衿合わせと同じです。 着物のルーツは中国の呉の国から入ってきたのですが、なので現代の着物を呉服と言うのにも理由があるのです。同時に、中国からは文学や文字や陶器や芸術など様々なものが日本に流れ混んできたのです。
この時代に欠かせないのが冠位十二階ですね。これは人の役職を冠と衣服でランク付けたのです。そこで天皇の色となったのが紫です。紫は何度も繰り返し染めないとなかなか出ない貴重で大切な色だったのです。現在も天皇の色には藤色が残っているのも名残です。
紫の次は青系、赤系、黄色系、白系、黒系の順番になっており、約60種類程のランクがありました。






(平安時代)

平安時代と言えば十二単ですね。正式名称は女房晴装束で唐衣姿とも言われてます。これは、染めの文化が発達し、織と染の文化が出来上がったからとも言えます。ですが、他にも、平安時代は寒冷時代だった事もあり、重ね着をして寒さをしのいでいたとも言われており、尚、歴史上一番豪華絢爛な時代だった為に、衣服も豪華になったとも言われています。この時期に扇子が活躍しますが、扇子は日本生まれたのもので、本来は顔を隠すもの、文字を書くものでした。尚、団扇は中国から入ってきたものです。






(鎌倉時代)

この時代は武士の女性が多い時代になりました。なので、十二単では重くて直ぐに動けない為にどんどん脱いでいくようになり、十二単で下着として着ていた小袖にたどり着いたのです。武家や百姓の間では小袖が主流になりました。


(室町時代)
小袖の上に打掛を一枚掛ける姿が主流になり、小袖には細帯を付ける形になります。同時に小袖がカラフルになりはじめます。絞り染めが全盛になり贅沢な辻が花染めが生まれました。
室町時代後期以降には南蛮船や南蛮人によりカルタなどが日本に入り、様々な文様も増えました。


(安土桃山時代)
華やかになったこの時代には、様々な文様も増え、名護屋帯が人気になります。しかしこの名護屋帯は現在の名古屋帯とは別物です。名護屋帯は唐糸の組み帯で両端に房が付いています。この時代には足袋が現代と同じ形に決りました。



(江戸時代)

小袖に刺繍や色使いなど様々なものが出てきました。代表する3つの文様として、慶長小袖(絞文様の上に刺繍で生地が見えない程豪華にした着物で現代の振袖になる)、寛文小袖(伸びやかで大胆な柄が増え、現代の訪問着になる)、元禄小袖(宮崎友禅斎がもち米を糊として使用し、染めで絵を掛けるようにした。現代の小紋である。)
江戸時代には町人文化が花開いたこともあり様々なアイデアから様々な装いが生まれたのです。江戸褄模様や羽織、昼夜帯(鯨帯)、お太鼓結び、丸帯、様々な帯結びなどが生まれました。






(明治時代)

明治維新と共に裃が廃止され、女性は留袖が正装になりました。
今までは裾を引き摺って歩いていたが、外に出て歩くことも増えたため、腰紐でおはしょりをとってから帯をしめるようになりました。



(大正時代)


名古屋帯が名古屋女学校の創始者により考案されました。大正ロマンといい、アールデコやアールヌーボーなど海外から奇抜な色の染め技術が入ってきたため、モダンな着物が作られました。


(昭和時代)

着物姿が減っていく中でも、着物の流行りはありました。昭和40年頃黒羽織が一時期流行しました。
他にも袋帯や袋名古屋帯が考案されました。



(平成時代)

ますます着物姿が減ってしまいましたが、着物を楽しむ方の間では、現代に合うように楽に着れる、楽に管理出来ることから、現代の着物が生まれています。
ポリエステルの着物や帯をはじめ、デニム素材や東レシルックなど。他にも作り帯もできました。
振袖などには創作着物が増え、様々な帯結びが考案され続けています。

検定勉強その參

2010-10-15 12:00:07 | 着物
またまた問題作っちゃいましたぁ(*_*)

てか・・・明後日だぁ(/_\;)


今日は〇×クイズ形式にしたょ♪

①芭蕉布はナハグーという3番目糸で帯を作る。
②蚕が吐いた繭から糸を取出し、何本か合わせて1本の糸にすることを繰糸という。
③緑系の作り方は藍色系と黄色系を混ぜて作る。
④白鷹御召は板締め技法による緯糸絣の絹織物である。
⑤水元は生地に付いた余分な糊や染料を洗い流す為に行うもの。
⑥ルクジュウとは大豆を潰して作る豆汁のことで、にじみ止めや色止めのために使う。
⑦四端は鳳凰・麒麟・龍・鶴である。
⑧1反に2ヶ月もかかる宮古上布は国の重要無形文化財である。
⑨十二単は女房晴装束の事で、晴装束の反対はケ装束という。
⑩繭の中にはゴールドシルクと呼ばれる黄色の繭があり、突然変異で起こるもので昔は捨てられていたが、現在は、どんな染料にも染まらない繭として貴重で高値が付いている。
⑪江戸時代に代表する3つの着物の柄文様は現代の振袖である慶長小袖、現代の訪問着である寛文小袖、現代の小紋である江戸小袖である。
⑫茜とは草の根から採る植物染料の一つで日本の赤色染料としては最も古いものである。
⑬八掛とはおくみ・前身頃・後身頃・衿先左右2枚の合計8枚に裁ったことから付けられた名称で、現在もその作り方が定着している。
⑭伝統的な紺白ゆかたには一色染、差分染、細川染の3種類の技法がある。
⑮越後上布の手作業の糸作りで有名な苧績みでだが、糸作りを機械で作る場合はラミーと呼ばれる。


①×
②〓
③〓
④×
⑤〓
⑥×
⑦×
⑧〓
⑨〓
⑩〓
⑪×
⑫〓
⑬×
⑭〓
⑮〓




今年も検定の難易度は難しいのかなぁ。
今年は1級に何人が合格するのか楽しみだね!!!
合格率がたった3%の超難関だもんね。
1級になると課題図書とかまであるらしぃょ。
凄いなー(*´∇`)

検定勉強その弐

2010-10-14 22:20:24 | 着物
暗記や問題集解くのもいいけど、問題を作るのも、また勉強になっていいかも?!


だから、またまた問題作っちゃいましたぁ(*_*)


①四君子とは竹・梅・菊と何?
②風呂敷には様々な大きさがありますが、45センチ×45センチの風呂敷は何用??
③奈良時代に考案された日本最古染色技法の三けちは、臈けち、夾けちと何?
④世界の古代染織りの代表と言えばインカ織と何織?
⑤おはしょりをする様になった時期はいつ?
⑥白生地の2大産地は滋賀県長浜市の浜縮緬と京都で作られている何縮緬?
⑦袋帯のたれ先に織り出し線を見せる仕立て方は何仕立?
⑧男性の着物の衿幅は何センチ?
⑨国の重要無形文化財に指定されている結城紬の3つの条件は地機、糸紡ぎと何?
⑩友禅染を確立した宮崎友禅斎は何にヒントを得て技法が生まれた?
⑪琉球紅型の基本色は何?
⑫草木染めの染料である五倍子やコチニール、ラックダイなどの素材ジャンルは何?
⑬正倉院宝物に目結と記されている絞りの名前は?
⑭久米島紬の基本5色は?
⑮紬の多くは真綿から糸紡ぎをするが、牛首紡は煮繭から直接糸を引き出す。その方法を何という?




①蘭
②金封用
③纐けち
④コプト織
⑤明治時代中期以降
⑥丹後縮緬
⑦関西仕立て
⑧5.7センチ
⑨絣括り
⑩茶屋辻
⑪赤・黄・青・紫・緑・黒
⑫虫
⑬ひっ田鹿の子絞
⑭黒褐色・赤茶・黄・鼠・鶯色
⑮座繰り




漢字も難しくて、漢字の練習もしないとだね・・・(*_*)

読めない書けないじゃ話にならないょねぇ゜。(p>∧

検定勉強

2010-10-14 17:53:05 | 着物
きもの検定まであと3日じゃーん(/_\;)
やばぃぃぃ(*_*)


勉強がんばらなきゃ。
そこで問題。

①織の三原組織は平織と綾織と何?
②綾竹台の別名は何?
③きものの裁断は8枚ですが、八掛の裁断枚数は何枚?
④室町時代からある振袖ですが、若い女性が着るようになった時代は?
⑤羽二重や絽などの白生地が盛んな産地はどこ?
⑥西陣織で使われているジャカート機は明治時代にフランスからやってきたものですが、それ以前に使われていた織機は何?
⑦本場大島紬は、鹿児島県とどこの県で織られている?

⑧加賀友禅の特徴である模様の中心を淡く外側が濃い染め方は何というか?
⑨井上伝が作り上げた織物は何?
⑩黄色系の植物染料の刈安は植物の何処の部分を使って色を出している?
⑪百合襲は夏の襲色目ですが、黄色系の朽葉色と何色?
⑫江戸小紋三役とは鮫と行儀と何?
⑬青竹色・トクサ色・常磐色・ヒワイ色などは何色のジャンルになる?
⑭十二単衣を着ていた時代は何時代?
⑮袿の五つ衣の中でグラデーションになっているものの名前は何?






①朱子織
②駿河台
③10枚
④江戸時代
⑤新潟県五泉市
⑥空引機
⑦宮崎県
⑧先ぼかし
⑨久留米絣
⑩根以外全て使用
⑪赤色
⑫通し
⑬緑色系
⑭平安時代
⑮匂



きもの検定って公式教本以外の問題も結構出てるから、難しいんだょねぇ・・゜。(p>∧


昨夜は勉強が不十分で焦りまくってる夢を見たし…(/_\;)


後悔しない様にがんばらなきゃぁ(*_*)

大好きな…

2010-10-07 08:08:26 | 着物

私の大好きな女優さん、中谷美紀さんなんですぅ~(´∀`)




美しいキモノは定期購読者になって4年だけど、何げに中谷美紀さんって美しいキモノに出てるの多い気がする。


大好きなだから嬉しいし、着姿見るだけで、ホッコリします(*´∇`)




てかね、今季号でまた商品当たったょん(笑)



ちょぴっとエロいDVD(笑)




別に凄く欲しくて応募したんぢゃないのょ~!!


美しいキモノが届いたら片っ端からさまざまなものに応募するのが趣味な私。
以前は3万円の着物バッグが当選したけど、今回は4000円のDVDでしたぁ(笑)



旦那ちゃんにあげますぅ(^皿^)




秋だね♪



秋の装いしたぃなぁ~。





間近

2010-10-06 15:45:18 | 着物
きもの文化検定の受験票が先日届きやしたぁ!



てかね………
9月は全く勉強できなかったんですぅ。

里帰りから帰ってきて色々落ち着くまで大変で。



けど、受験票が届いてふと気付いた……受験日まであと10日じゃんッ( ̄□ ̄;)!!!!!


だから、焦りつつ、勉強始めました。




んで、地味に覚えた年表。

恥ずかしいけど、私今まで時代年表言えなかったんだょね(笑)

けどもう完璧暗記したごわす!!

縄文時代
弥生時代
古墳時代
飛鳥奈良時代
平安時代
鎌倉時代
室町時代
安土桃山時代
江戸時代
明治時代
大正時代
昭和時代


覚えちゃうと、なんだこんな簡単じゃんって感じぃ( ̄^ ̄)



あとは文様の勉強も苦手なの。

着物には様々な模様が描かれてますょね。
それには一つ一つ種類分けがあり、意味や装い方法、柄合わせなどなど深いんですょ。



例えば、『梅』。
梅は梅でも、文様にすると様々な梅があるんですょ。
梅鉢や裏梅、捻梅や槍梅、光琳梅とかね。


そんで、梅と言えば春ですょね!
だから春に着る柄で親しまれてます。
梅は植物文様になりますが、古来より厳寒の中で香り高く咲きそめる梅は吉祥文様としても使われています。



そして梅と相性のよい文様は……
[梅と鶯]
[箙に梅]
などは取り合わせ文様として有名です。

他には、名前が付いてる取り合わせ文様があります。
代表的なのは、松竹梅ですね。
字の如く、松・竹・梅の3つが揃ったものですが、これには理由があります。
松竹梅は別名「歳寒三友」と言われています。
意味は、冬の寒さに耐えて松、緑を保つ竹、花を咲かせる梅、いずれも厳寒を共に耐えて春を迎えるのです。

他にも『梅』が入るものはたくさんあります。

「四君子」は竹・梅・蘭・菊
「四愛」は菊・梅・蓮・蘭
「四友」は松・竹・蘭・梅


梅は植物の中でも代表的な日本の花だということが分かりますょね。


他にも取り合わせ文様は様々あります。
結構面白くて夢中になって見ちゃいます。

《動物×植物編》
・雀に稲穂
・蹴鞠に薄
・鶴亀に松竹梅
・雁に葦
・白鷺に葦
・蝶に牡丹



そぅそぅ動物と言えば……
架空の文様もたくさんありんですょ。
代表的なのは鳳凰ですね。
他にも、唐獅子や麒麟や龍とかね。





覚えるのがたくさん過ぎて大変ッ(/_\;)

がんばりま~す☆

独学きもの塾(27)

2010-09-15 15:11:45 | 着物

(博多織)

博多織とは福岡県博多市を中心に織られている絹織物です。
博多織のほとんどは帯素材として用いられています。
着物の帯の他にも、浴衣に使う半幅帯や、着付けに使う伊達締めにも博多織が使われており、広く親しまれています。


上記は合わせ時期の博多帯。


上記は男性着物の角帯。


上記は夏着物の博多帯。


博多織の始まりは、鎌倉時代に中国に渡った商人が織物技術を持ち帰ったことにあります。
その後、江戸時代には黒田長政が毎年、幕府に献上したことから「献上博多」とも呼ばれています。
明治時代にはジャカード機の導入により、華やかな色糸を使って複雑な模様を織りだす「紋博多」も盛んになりました。




博多織の模様には特徴があります。
模様の織り方は西陣織とは逆に経糸で織ります。
模様には独鈷(とっこ)と花皿の連続模様が特徴です。
・独鈷……密教で用いられる両端が尖ったきね形の仏具です。
・花皿……仏の供養で花をまくときに使う皿です。

独学きもの塾(26)

2010-09-13 12:08:12 | 着物


(久留米絣)


久留米絣は福岡県久留米市を中心に、八女市、筑後市などで織られています。
久留米絣は木綿織物の中で代表とも言える存在です。



今まで勉強した中ではまだ琉球絣と十日町絣しか出てきてないですが、絣のほとんどは木綿織物が多いです。
ちなみに琉球絣は木綿、十日町絣は絹です。



絣は以前にも詳しく説明しましたが、絣糸を用いて絣柄を織り模様を出すので「〇〇絣」と言う名前になっています。
ちなみに絣糸とは部分的に染め分けた糸のことです。尚、絣糸の染め方にはさまざまな種類があります。
久留米絣、琉球絣、十日町絣は「手括り」で絣糸を作っています。

ちょど紛らわしいのが紬ですょね……

紬糸で絣柄を出したもの絣織物とも呼ばれます。
例えば、結城紬や大島紬、越後上布や宮古上布など。
絣糸は使ってないけど、絣柄を織っているので絣織物になります。






上記写真は大島紬。
絣の特徴は似ている部分ありますょね。


話がそれましたが………

この久留米絣の歴史は面白いのです。
江戸時代後期に井上伝が近所にあった木綿織物の糸の組方に興味を持ち、バラして組み方を分析し理解し、久留米絣の仕組みを作り上げたのが始まりです。
井上伝ってその時、まだ12歳の女の子なんですょ!!


凄いですょね……(o^o^o)



そして……
久留米絣といえば藍色が有名です。

以前に阿波藍染で藍色は詳しく説明しましたが、久留米絣の藍色は阿波藍のすくもを用いて糸を染めています。

藍の濃淡と白のコントラストが清々しい久留米絣です。

焦り……

2010-09-13 11:19:36 | 着物

やべぇ………


ここ2週間きものの勉強全くしてなぃ。。。 焦。。。


気付けば、検定日まであと1ヶ月じゃーん!!!



このままじゃ、まじヤバイ(涙)



妊娠出産してから、なんだか記憶力が一段と無くなった気がする…。



話変わるけど、料理もなんだか手がおぼつかないんだょね。
妊娠出産すると体質とか変わるって聞くけど……
本当なんだね。

今は髪の毛がドサッと大量に抜けるのっ!!!


朝起きると、枕には50本位付いてるし…
お風呂ではドサッと髪のかたまり毛が抜けまくり……


産後は仕方ないみたぃ。

ホルモンバランスが変わっているかららしぃょ。




いつまで抜けるのやら………。




そんなことより着物の勉強しなきゃ~><


マネキンちゃんに大正ロマンチックに着付けてみたょ*



着付けの手応えはあってホッとため息デス♪
筆記の勉強がんばりまーす(/_\;)




独学きもの塾(25)

2010-08-30 17:05:20 | 着物



[結城紬]

茨城県結城市や小山市と栃木県の鬼怒川沿いで生産されている紬のトップブランドです。




(結城紬の歴史)

歴史は古く、奈良時代からあります。もともと鬼怒川付近では養蚕が盛んで、良質の繭が作られていました。
尚、農家の副業として、くず繭を利用して紬が織られていました。
その紬織物は平安時代には「常陸あしぎぬ」、奈良時代には「常陸紬」と呼ばれ全国に名をはせました。
「あしぎぬ」は糸の太い絹織物で、紬の原型とされており、正倉院宝物にも収蔵されています。
これが結城紬の前身で、のちに、城主結城家の保護のもとで栄えたので、結城紬の名前が定着しました。
江戸時代に全国的に有名になった結城紬は、無地や細かい縞の男物だったが、幕末には絣柄を織るようになり、次第に精巧な十字絣や亀甲絣が生まれました。





(重要無形文化財の条件)

一反の結城紬が出来上がるまでには約20~30工程もの手作業が必要ですが、「糸紡ぎ」「絣括り」「居座機(地機)」の3つの工程が、昭和31年に国の重要無形文化財に指定を受けました。
○「糸紡ぎ」・・・繭を煮て袋状または四角に広げた真綿を「つくし」という糸巻きのような道具に掛けて、細かく均等に指先で糸を引き出す方法で、1反に350枚程の真綿から紡ぎます。尚、強撚糸は使用しないことも条件です。

○「絣括り」・・・「手くびり」ともいい、経糸と緯糸を絣に括る位置に印を付けた後、この部分を綿糸で強く括ります。

○「居座機(地機)」・・・居座機は地機とも言われ、もっとも古い形の手織機です。織り手が床に座り、機に張る経糸を腰当てに結びつけ、腰の屈伸で糸の張り具合を調節しながら織ります。
この居座機で織られた織物で有名なものは以前紹介した「小千谷縮」です。
小千谷縮も5つの工程を経たものが国の重要無形文化財に指定されています。
復習として、5つの工程は・・・・
・「麻(苧麻)の手紡ぎ糸であること」
・「手括りで絣の模様を出すこと」
・「居座機(地機)で織ったもの」
・「湯もみは足踏みでシボを出すこと」
・「雪さらしを行ったもの」
こう復習してみると、重要無形文化財に指定を受けている工程って似ている部分がありますよね。
それほど、1つの工程には、歴史と伝統が続いているんですね。






(上記の写真は伝統的な茶色の結城紬)

結城紬は藍・茶・浅葱・鼠色が貴重でしたが、現在は多彩な色使いが多く、白生地に織った結城紬に絵羽模様の「染め紬」の訪問着や、夏向きの「結城縮」などもあります。
結城紬は柔らかく軽く、「三代着て味が出る」と言われる程丈夫な織物なのです。
重要無形文化財には上記の3工程がなければ、重要無形文化財合格証の貼られた本場大島紬とは言えませんが、それ以外にも結城紬はあります。
たとえば、絣柄ではない無地の結城紬や、居座機でなく高機(ジャカート機)で織られた結城紬などもあります。







独学きもの塾(24)

2010-08-30 16:01:50 | 着物
[黄八丈]

伊豆諸島の八丈島で古くから織られてきた絹織物です。
島に自生する植物染料で染めた艶やかで深みのある色、粋な縞や格子が特徴です。
黄八丈は黄色の糸染めで織った着物の事を指しますが、他にも2種類あります。茶色と黒色です。茶色は「とび八丈」、黒色は「黒八丈」と言われています。


[染料と染め方]
それぞれ糸を染めてから、織りに入ります。

(黄八丈)
八丈刈安(コブナ草)の染液に一晩浸し、翌朝絞って干します。
この作業を十数回繰り返した後、椿と榊の灰汁で媒染し、深みのある黄色を発色させます。


(とび八丈)
樺色はマダミの樹皮を煮た液で染め、マダミの灰汁で媒染します。

(黒八丈)
椎の樹皮を煮た液で染めてから、泥染めをします。



黄八丈は江戸時代初期には大奥や大名家専用でした。そののち町人の着用が許可されると、粋で華やかな絹織物は流行り男女共に着られました。

日本のしきたり

2010-08-27 12:47:07 | 着物



古本屋さんで、着物関連の本を格安で購入!


「日本のしきたり」です。


着物関連だけでなく、日本の様々な昔からのしきたりを学べるので、何気に助かる品デス☆彡


でゎ………、

「面白ろ雑学クイズ!!~日本のしきたり編~」


①「カルタ」とは、ポルトガル語から由来しています。現在のカルタは子供の遊び道具のひとつですが、本来は○○○の道具でした。


②1月7日の朝に無病息災を願って食べる七草粥。河海抄で記されている七草は、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズシロ・○○○」である。


③花見と言えば、桜の下で遊楽する行事となっているが、昔の花見は、開化の様子で○○○の豊凶を占うことでした。


④初物とは、季節に初めて取れた野菜・果物・魚などをいう。初物を食べると○○○が延びると言われています。


⑤櫛は髪の乱れを直したりしますが、櫛は○○○してはならないと言われてきました。


⑥お米は縄文時代後期から作られていましたが、お米が庶民に普及したのは○○○時代からである。 


⑦現在使われている割り箸を一番最初に使用したのは○○○屋である。


⑧大晦日の夜に長寿・幸運を願って食べる年越し蕎麦は○○○てはならないと言われている。














(答え)


①ギャンブル  ②スズナ  ③農作物  ④75日寿命  ⑤プレゼント  ⑥昭和時代  ⑦鰻屋  ⑧食べ残し







他にも色々なしきたりの雑学が学べて面白い本です。

旦那は何気に雑学王なので、知っているかなぁ・・・。







我が子の成長に伴い、これから様々なしきたりがあります。

9月28日目は娘が産まれて110日目です。

女の子は110日目に「お食い初め」を行うのが昔からのしきたりです。

9月28日は一汁三菜で「お食い初め」を旦那と行いたいと思います。

その前の日には神社に行って、小石を拾ってくる予定です。

小石は歯が丈夫な子になりますようにと願いの意味が込まれています。

また近くなったらお食い初め準備のブログ更新しますね。。。