http://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/13437153/
「病気のことより本人のメンタルが…」とは?!
この突発性難聴とは
難聴が原因で体調が悪くなるのです。
そこが理解されない病気です。
これを読んでその事をいっそう強くしました。
わたしは2年以上前に突発性難聴を発症しました。
堂本剛さんの症状というか状態を、
わたしが発症した同じ頃を思い出し、
同病者として推測してみました。
わたしが50~60の中度の難聴なら、堂本剛さんは20~25と語っていたから高度難聴です。(通常健聴耳を100として)
彼の症状は
一日中の爆音耳鳴りが有ると思われます。そして
爆音のドクターストップが掛かったように、重度感音性難聴で音に異常な過敏を感じるはずで、
音が脳に突き刺さるような感じではないかと思われます。
そのような症状が突然自分を襲ったのです。
ショックで身の置き所がなかったのでは。
自分の体なのにどう扱って良いか分からない状態になったのでは。
そのような状態で一日を過ごすことがどんなに大変か…
どんなに我慢強い人でもこの状態はなかなか慣れるものではなく、
自分に起こった体の変化を受け入れるのは本当に大変です。
音の無い世界、静かな世界に身を置きたくとも自分の中で鳴り続ける耳鳴りや脳鳴りがあるのです。
たぶんまだ発病して間もないから
どんな微細な音にも聞こえない壊れた耳は何故か反応して、その反応に身も心も振り回されます。
そして普通ならなんのことはない音、
ドアの小さな開閉音、水道水の流れる音、冷蔵庫のモーター音、そういう音でさえ耳に過剰に痛いくらい刺さって怯えます。
音が恐い!
静かな
家の中でも目覚めている間はしんどいはずです。
なかなか睡眠も思うように取れないでしょう。
目眩も有るかもしれません。
だからメンタルも自分でもコントロール出来ないくらいで いるのではないかと思います。
わたしの場合は
メンタルも
今日は落ち着いていると思っても次の日
少し疲れるとすっかり折れてしまい「なんなんだいったい!。元気な自分は何処へ行ったんだ」と落ち込みました。
彼はわたしより重い難聴だと言うことは聴力が示しています。
そこがわたしより遥かに大変だと思われるのです。
わたしは
音が全く無いならと思った時期がありました。
この耳を捨てられたらと思ったこともあります。
これから逃れられるなら死にたいと思ったことも。
今も耳鳴りと詰まり感に悩まされて
この体に慣れたとはいえ嫌です。
堂本剛さんはまだ若いから回復の見込みも有るかもしれません。
今の堂本剛さんに何も課さないで
今はそっとしておいてください。
どうか少しでも聴力が戻り、
症状が緩和されますように
と祈るばかりです。
追記
さっき気が付きましたが、聴力を示す単位デシベルの使い方を間違えて載せてしまい、訂正しました。
デシベル単位では伝わりにくいので、堂本剛さんは100%を健聴としてご自身は20~25%くらいの聞こえの状態と話していました。
すみませんでした。
デシベル単位だと
わたしが40~50dBなので
堂本剛さんは
もっと数値が上で80~90dBの範囲かもしれません。
↓はわたしの突発性難聴になって2ヶ月目の聴力検査結果です。
今もほとんど変わってません。