ナナカゴ日記 ただいま幸せ60代

60代。突発性難聴。備忘録。呟き。まだまだスーパーパートw

4年経過した耳と指のこと

2018年09月23日 | 突発性難聴になって

爪が延びた。
爪を切ってから大体一週間はたっている。
約1.5㎜くらいかな?早い!
一週間が早い!爪が延びるのも早い!

老いて来ているのに
爪や髪は延びる。

特に左の親指の爪が延びるのが他の爪より早い。
四年前に包丁で数㎜削ぎ落としているからなのだが。
だから感覚も切った所が違う。
ほんの数㎜なのに。
細かい物や薄い物を扱うのが下手になった。

天気が悪いとまだ痛むし。


耳だってそうだ。
これも約四年前に突発性難聴になってから片耳の聴力が半分になり、不便になった。
片方は健聴耳だが失った分の聴力が無いのがこんなに不便だとはね。
あれから慣れたとはいえ症状は変わらないのだから
やはり不便だ。

耳鳴りは常時罹患してからずっと鳴りっぱなしで、
騒々しい場所では人の話は「はぁ~?」。
騒々しさと比例して耳鳴りが酷くなり、反比例して聞こえはますます悪くなるから。

音によっては響いて、また突然の音にビックリし怯える程で、その動揺が異常で。
音のする方向が分からずキョドる。
食事中などは
自分の咀嚼音でテレビの音がわからなくなる。
一人の時は音のボリュームを下げて字幕で視聴するのがわたしにはベストだ。

仕事の昼食も休憩室も騒々しいから咀嚼音と耳鳴りとで聞き取りが上手くいかないときがあり、仲間のおしゃべりに着いていけずに、
落ち着かないから孤食している。

わたしの外見ではわからないこの症状のため普通とは違う行動に出ることで
協調性が無いと一部に違和感を与え
誤解もされ嫌われたりもした。

天気には耳は敏感で
耳閉塞感から始まって頭痛があったり
片耳の三半規管が故障しているからふらつくし、特に気圧変化の激しいときと疲れているときが酷くなる。
目眩もたまにある。

もう開き直って考えないようにしているが。
耳だって指だって他人にはわからないことではあるが
自分自身は毎日違和感だらけである。

指のことも耳のことも
時期を1ヶ月ずらしての発症だった。


四年前の今頃

9月と10月…




そんなことで命には別に関係ないでしょ?
大したこと無いじゃない。

と言われたこともある。

確かに
そうなのかもしれない。
いや、まったくそうなのだ。

他人には理解がされにくいから
言うと不思議な顔をされたり
怪訝がられたり。

しかし
以前より
しかめっ面ではなくなった。
四年経過して
その四年の間気持ちも強くなったと思う。
体調の変化にも前もって覚悟するようになった。
低気圧が来ているから薬を早めに飲んどこうとか、寒いと耳に来るから冷やさないようにするとか。

不眠症も相変わらずだ、もう無理をしないことにした。
眠れない時は薬を飲んで疲れを取ること溜めないことにした。
自分を労りながら行くことにした。


楽しく暮らせるようにしたいもの。


これからまた何か厄介なことや病に遇うかもしれないし、
そういうことが年齢的に自然なのだから、受け止める覚悟を持てるように心の準備だけはしていようと思う。