保育士夫婦の大らか?子育て・保育園日記

保育士夫婦の子育てや日々の中で起こる笑える話がいっぱい!保育士・保育園の話題もたくさん(^o^)

男性スタッフ研修

2009年12月06日 | 育児
先日、保育士20名以上を集めて、男性スタッフ研修を
行いました。写真は保育園を手伝ってくれている方も全員。
男性だらけです・・・
ヘッジは企業が運営する保育園なのですが、この企業はこうやって、
男性が伸びる・・・また、男性同士が悩みを話し合う機会を作ってくれるんです。
また、ここにはこんなに男性がたくさんいるんです。
それだけでも驚きではないでしょうか?

私からはある家族のお話をしました。
2つのお話は、お母さん新聞のメール通信から抜粋ました。
保育をする・・・子どもを預かるということはどういうことか・・・
子どもの家庭にはそれぞれの人生がある。
保育士はそれを受け止め、そして受け入れ、温かく包まなければならない・・・
それを伝えたくて、講師としてお話しました。
是非、皆様も考えてみてください。

まずは一つ目のお話。

あるお母さんのエピソードを話します。
「保育園に通う3歳の息子は、軽度の発達障害を持っている。

言葉を話せない。
1~2歳の子が「ママ」って呼ぶのを聞いて、なんで私には
そう呼んでくれないのだろう・・・と診断されてからも
この一年ずっと悩んでいた。
同年代の子どもたちとうまく遊べない。

児童館や保育園、子育て支援センターのサークルや教室を渡り歩いても、
よそのお子さんと比べて落ち込むだけの私。
その場ではママさんたちと楽しく話しても、
家に帰れば、息子と二人でため息だった。
私は息子との関わりを専門家に相談しながらも、素直に息子と
向き合えなくなっていた。

それが、今、息子は集団生活にも慣れ、一生懸命に何かを伝えようと、
私たちに声を発するようになってきた。言葉はまだ出ない。
だけど、私や先生方の話を聞き、指示もよく理解する。


先日カウンセラーの先生に、こんな風に尋ねられた。
「お子さんの言葉が出なくて辛いだろうけど、それは言葉ありき、
のコミュニケーションを考えるから。あなたとお子さんは、
絆がしっかりできているなら、心で会話できているはず、どう?」
「心で会話する」って、素晴らしい言葉だと思った。
私たちは、言葉という、いい意味でも、悪い意味でも「武器」を持っている。
人を平気で傷つけもし、守りもする。
息子を見ていると、話す、話せることがそんなに重要かと感じさせられる。
何を話すか、話せるかを息子に教えていければと思っている。
困難な道であっても、少しずつ、少しずつ、ゆっくりと息子を信じて・・・

次の話に続きます。


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