保育士夫婦の大らか?子育て・保育園日記

保育士夫婦の子育てや日々の中で起こる笑える話がいっぱい!保育士・保育園の話題もたくさん(^o^)

男性スタッフ研修 その2

2009年12月06日 | 育児
次もあるお母さんの話です。
「友人は現在5歳になる娘さんが一人。
彼女は予定日より3か月も早く、わずか700グラムで生まれてきたそうですが、
今では元気に保育園へ通っています。
元気でいたずらもする、とても可愛らしい女の子です。

そして彼女は、一卵性の双生児で、もう一人の小さな命は天国へ
旅立ってしまったことを聞きました。

仏壇のお供え物と小さなお骨に目が留まりました。
その真上には、生まれたばかりの小さな赤ちゃんの写真。
目を真っ赤に泣きはらしたお母さんの腕の中で、
赤ちゃんは安らかな表情で眠っていました。

私はお線香に火を付けて、合掌しました。
この世に生を受ける命と、天国へ旅立ってしまう命。
大切なわが子に違いはありません。

私自身、3人の母親になる前に、二人の赤ちゃんを天国に見送りました。
当時の私は、苦しさや悲しみのあまり、
街で赤ちゃんを抱いているお母さんを見かけると、
妬ましく思ったりしたものです。
その後、少しずつ苦しみを乗り越え、赤ちゃんは私に何かを教えるために
お腹に宿ったのではないかと思えるようになりました。」
という話です。

最後の話に続きます。


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