一級建築士事務所 One by One  森永勉

以前、東京で経営していたNPO法人建築不動産なんでも相談室は閉鎖しましたが多くの相談があり改めて対応する事としました。 

★購入する自分の住宅をきちんと診断してもらいましょう。

2010年02月27日 | ■建物の調査・検証について
住宅を購入する時は、第三者に契約の内容や建物の状態を調査してもらう事をお勧めします。

大切な財産である住宅を購入する場合には、ご自身でその契約内容と購入物件(土地・建物)の状態をきちんと理解しておきましょう。

購入にあたり、契約内容はある程度仲介者へ問い合わせれば理解できますが、建物は専門家でないと判断出来ません。

  

専門家に調査依頼すると次の様なことが解ります。

<購入前の調査の場合>
①現在はもちろん過去の雨漏りの状況や今後の処置方法。
②シロアリの発生状態・床下や屋根裏の湿気状態。
③建物全体の歪み、床の傾斜状態。
④基礎や外壁の亀裂診断。
⑤今後どのような修理が必要なのか?またその対応策。

<購入後の調査の場合>
購入前の調査事項の他に下記の項目が重点的に行われます。
瑕疵(かし)保証の対象となる範囲の具体的な点検と保障手続きのアドバイス。
1)雨漏り
2)地盤・構造体の損傷
3)シロアリによる被害
4)水漏れ

※住宅の瑕疵保証期間は購入後3ケ月程度とされている場合があります。注意してください。
※調査する専門家とは、自社の仕事と関連づけないで、建物を公平な目線で判断できる方の事です。(必要のない修理や誇張した解釈を押し付けない方)



<NPO法人 建築不動産なんでも相談室では下記のように対応をしております。>
私どもは、建物を理解して頂くために現地にて、調査診断状況を解りやすく説明しながら行います。また質問にその場でお答えもいたしますので、十分な理解が頂けます。
具体的には地盤沈下・雨漏り・建物の歪み・床の傾斜・雨漏り・水漏れ・ひび割れ等の調査を行い、後日建物全体の診断報告書を提出いたします。

自分の家を理解しておくと安心して住めますし、無駄な出費も抑えられますよ。


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