明澄五術・南華密教ブログ (めいちょうごじゅつ・なんげみっきょうぶろぐ)

明澄五術・南華密教を根幹に据え、禅や道教など中国思想全般について、日本員林学会《東海金》掛川掌瑛が語ります。

2022年壬寅の測局 皇極経世による四柱局式 子平修密無学訣で観測する

2022年01月01日 | 五術

今年の元日に公開した、2022年壬寅の測局

立春からから数えて八か月目、

そろそろ、予測の検証に入りたいところです。

また、読みたいのに記事が見付けにくい、

スマホで見難いというご指摘もあり、

追記・更新しました。  

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2022-01-01

明けましておめでとうございます。今年はどんな年になるのでしょうか。

2022年は乙酉世にあり、局式は昨年と変わりません。

まずは、昨年の元日に公開した記事を見ながら考えてみましょう。

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西暦2021年辛丑の測局 皇極経世による四柱局式 子平修密無学訣で観測する 『子平大全』へのご質問ー「内格の喜神」について

西暦2021年の測局 

 世界の未来を予測するには「元・会・運・世」という四つの要素で、子平の「局式」を立て、「命理」の場合と同じように「強弱・格局・喜忌」を出し、「象意」を判断することができます。

 すると、現在の「局式」は、次のようになります。

 

 この局式は「無学訣」の分類で「種殖」の格局に当たります。

 会干の庚は、運干の乙を干合しますが、乙を毀すものではなく、

 乙の花を剪定して、美しく育てる剪刀の役割をするものです。

 つまり、世界の新秩序を構築する、運動勢力が、庚の剪刀に象徴されています。

 2013年までの、甲申世の局式は、

 甲乙庚甲 

 申亥午子

 というもので、本来なら、乙を支えて育てる役割をするはずの、世干甲が、庚の剪定を妨害して、逆に乙を育てる種殖の邪魔をする働きとなっています。

 つまり、世界新秩序の構築に対する、強力な抵抗勢力を象徴するものです。

 1984年~2013年までの、甲申世の間、ソ連邦の崩潰を初めとする、世界新秩序と抵抗勢力のせめぎ合いが明らかでした。

 

(詳しくは、こちらの記事をご覧ください。子平測局の見方  掛川掌瑛著『子平大全』より

 

 西暦2014年から乙酉世に入り、世干支の甲申が乙酉に変っただけで、五行の構成が同じで、喜忌も全く同じですから、あまり変化がないように見えます。

 ところが、甲は乙を強めますが、乙はただ数が多いだけで、雑草が繁るような状態であり、世界新秩序の構築に対して、抵抗側は腰砕けとなり、ただ混乱するだけ、という状態になっています。

 西暦2021年は、辛丑の流年に当たります。

 辛は、乙の黄花を照らす明月であり、局式中の運干喜神乙の黄花は明月と比較されれば、美しさで負けてしまいます。しかも、世干の乙は雑草で閑神ですから、ますます荒れた風景になってしまいます。

 つまり辛年運は忌神運であり、この一年はあまり良いことがありません。

 もともと、会干の庚は剪刀であり、運干乙の花を剪定して美しく育てようとするものですが、世干乙の雑草が蔓延り、思うように剪定できないところ、この流年中は、乙の花の美しさが引き立ちません。

 丑は、庚の根にはなりますが、甲・乙に対して根にはなりませんし、元支の子と合し元支と会支の冲を解いたとしても合も解け、午も根にならず、特に影響ありませんから、閑神といえます。

 世干が乙の間、新秩序の構築に対して、抵抗側の動きが盛んですが、無秩序で力は無く、新秩序の構築を遅延させ引き延ばすだけで、あまり有効ではありません。

 流年にどの干が来ても、乙酉世の30年間は、あまり大きな変化は期待できないところであり、この辛の流年も同様です。

 昨年、流年庚子の測局で、「庚の流年だけは、少し剪定がはかどり、つまり新秩序の構築が、少しはかどるようになります。」と予告しましたが、新型コロナによるパンデミックという事態により、アメリカの覇権衰退が急激に進み、逆に中国のGDPやコロナ対策が独り勝ちとなり、米中経済の逆転が、これまでの予測(2030年?)よりも早く起こりそうです。

 2044年からの、丙戌世になってから、新秩序構築の完成を見ることが出来るはずですが、少なくとも、あと30年くらいは生きていないと、自分の目で見ることはできません。

引用はここまでです。あとは元記事をご覧ください。

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2021年ー辛丑歳の実際は、概ね予測通りというところです。

2022年はどうなるでしょうか。

 西暦2022年は、壬寅の流年に当たります。

壬と乙の関係は「出水芙蓉」(『子平命理基礎篇』参照)と表現されるように、水に浮いた蓮の花であり、お互いに美しく見せることができます。

ところが、庚の剪定にとっては、水に浮いた花では扱いにくく、さらに乙が並んでいては、蓮の花というよりは,繁茂する水草のような状態であり、とても剪定しきれません。

つまり、流年干壬の作用は、喜神でもあり、忌神でもあり、喜忌半々の作用ということになります。

また、流年支の寅はどうかと言いますと、本来なら喜神の運干乙の根ですから、喜神になるはずですが、寅は、喜神の運支亥と合し作用を弱めますから、忌神と見なければなりません。

すると、流年干が喜忌半々で、流年支が忌神ですから、この流年干支は忌神年ということになります。

 もともと、会干の庚は剪刀であり、運干乙の花を剪定して美しく育てようとするものですが、世干乙の雑草が蔓延り、思うように剪定できないところ、この流年中は、乙が水草の如くに繁茂し、乙の花の美しさが引き立ちません。

 結論を言えば、

世干が乙の間、新秩序の構築に対して、抵抗側の動きが盛んですが、無秩序で力は無く、新秩序の構築を遅延させ引き延ばすだけで、あまり有効ではありません。

 流年にどの干が来ても、乙酉世の30年間は、あまり大きな変化は期待できないところであり、壬寅の流年も同様です。

 中国やロシアに対する経済制裁により、アメリカの覇権衰退が急激に進み、米中経済の逆転が、これまでの予測(2030年?)よりも早く起こりそうです。

 さらに、アメリカは、中露に対して無謀な経済制裁や脅しを仕掛け、本気で戦争を始めかねないような動きをしていますが、子平の測局で見る限りは、とてもそんなことはできそうもなく、

 2044年からの、丙戌世になってから、新秩序構築の完成を見ることが出来るはずですが、少なくとも、あと30年くらいは生きていないと、自分の目で見ることはできません。

 

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2022.09.01  追記

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矢張り、アメリカには、自分で戦争をする力は無く、

ウクライナをけしかけて、代理戦争をさせていますが、

仕掛けた経済制裁で、EU経済が打撃を蒙っており、

中露印が結束して、BRICSが拡大し、

中東、アフリカ、南米、アジアの殆んどが非米勢力と化しました。

次は、中国に台湾を攻撃させたいようですが、

脅しをかけるだけで、自分から攻撃する事は無さそうです。

勿論アメリカが参戦することは有りません。

日本が参戦させられるとすれば、

統一教会の差し金であり、

現在、日本の右翼勢力はすべて統一教会の傘下にあり、

改憲、ミサイル配備、嫌韓、反中、皇統男系護持、

夫婦別性反対、LGBT反対、社会保障縮小などの主張は、

すべて、統一教会の政策です。

自民、維新、日本会議、神道政治連盟、などすべて統一教会の手先であり、

自民党の憲法草案は、統一教会(勝共連合)の憲法草案の丸写しです。

台湾独立を仕掛けているのも統一教会、香港の騒動も同じ、

統一教会の本拠地はアメリカであり、

日中韓朝台などは滅ぼすつもりでしょう。

アメリカは覇権を失いそうですが、

日本のように人口減少で消滅する恐れはありませんから、

自分で戦争さえしなければ、滅亡はしません。

アメリカ(実は統一教会)に、煽られて滅亡を招かないことです。

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中国のことなら、遠藤誉女史に聞くべきです。

 

 

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