遠藤誉女史の最新記事
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5月13日、アメリカン・エンタープライズ研究所と戦争研究所の共同プロジェクトである台湾連合防衛プロジェクトは、「中国は軍事侵攻ではない形で台湾統一をするつもりで、われわれは長いこと、それを見逃してきた」という趣旨の共同報告書を発表した。・・・・・・・・・・・・・・
これは正に筆者が長年にわたって主張し、警鐘を鳴らし続けてきた分析とほぼ完全に一致しており、アメリカがやっとその事に気が付いてくれたかと、感慨深い。・・・・・・・・・・
習近平は台湾の平和統一を第一の目標に置いているが、もし台湾が独立を叫び、どうしても武力によって独立を阻止するしかないところに追い込まれた場合は、「台湾包囲作戦」を考えている。なぜなら「台湾の港湾を封鎖し、エネルギー資源を遮断すれば、台湾は2週間しか持たない」・・・・・
筆者は昨年『習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!』で習近平の哲理である「兵不血刃」に関して詳述した。これは「刃(やいば)に血塗らずして勝つ」という意味・・・・・・・・
「台湾有事」とはしゃがずに、一人でも多くの日本人が、筆者とアメリカのシンクタンクが一致したこの視点を共有してくれることを望まずにはいられない。そうしてこそ、真の警鐘を鳴らすことができると信じるのである。
なお、『嗤う習近平の白い牙』の「白い牙(きば)」は、「兵不血刃」の構えを表しており、「牙を血で紅く染めない(=野心はあるが、自ら積極的に戦争はしない)」の意味である。
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2024.05.24 耕助のブログ
下記は上の記事からの抜粋です。全文を読むには上のタイトルをクリックしてください。
「米国は世界唯一の軍事大国である。米国の軍事費は次に軍事費の高い10カ国の合計よりも多い」・・・・・
「中国は今や世界唯一の製造大国である。その生産量は次の9大メーカーの合計を上回っている」・・・・・・・・・・・
北京は商品を生産しインフラを建設することで権威主義を広め、アメリカは世界中で爆撃を行い武器を売ることで自由と民主主義を促進していると結論づけざるを得ないだろう。
ジョージ・オーウェルの言葉を覚えているだろうか?「戦争は平和である。無知は力なり」。現実は簡単にひっくり返るのだ。
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2024.01.01 の記事
新年明けましておめでとうございます。
2024年の世界はどうなるのでしょう。
太乙年盤で、測局を行います。
先ず年盤で世界全体の動向を見て、次に、枢軸国から見た方位で各国の動向を見ます。
枢軸国とは、十九世紀までは中国、現代でも、アジアでは中国が枢軸国に当たりますが、全世界で見れば、アメリカ合衆国ということになっていました。
しかし、アメリカの覇権は、急速に縮小しつつあり、特に経済の面では、中国に後れを取って居り、もはや世界唯一の枢軸国とは言えません。既に購買力平価に拠るGDPは、中国が米国を20%以上回って居り、米国人の可処分所得は中国人の三倍に当たりますが、中国の人口は米国の4倍ですから、可処分所得が少し増えるだけで、購買力平価GDPは大幅に上昇しさらに差を付けることになります。
枢軸国を中国とすると、各国の方位は次の様になります。
各宮に入った、諸星の見方は、概ね次のようになります。
太乙で、権力や政治経済の状態を見ます。太乙は単独ですが、対宮に主大と民基が入っており、軍事力の拡大が負担を与え、権力や政治経済に何らかの変動がありそうです。
計神で、世界経済の状態を見ます。計神は単独ですが、対宮に太歳があり、世界経済に破壊的な動きが起こります。
文昌で、世界の文化状況を見ます。文昌が単独で、対宮にも星が無いので、世界の文化状況は悪い事はありませんが、対ロ制裁などの影響で経済が不振なので、文化資金も不足します。
君基は、国威の星で、国の威信を見ます。君基が単独で、対宮にも星が無いので、国の威信は、特に変わり有りません。この方位には、北朝鮮が有り、その国威は安定して揺らがず、枢軸国である中国との関係も良好です。
臣基は、政治の星で、政治家や政局の安定を見ます。臣基、始撃と同宮しており、政局が生じやすく、政治家の地位が不安定になります。政治に関わる事故や災害、暗殺などの事件が起こり勝ちです。
民基は、経済の星で、民間経済の安定を見ます。民基と主大が同宮し、対宮に太乙があり、軍事産業は盛んですが、通常の産業は振るいません。
五福は、枢軸国だけを見ます。五福が単独で、対宮に星が有りませんから、中国・米国の世界的な地位は安定しています。
始撃は、大きな事故や災害の有無を判断します。始撃と臣基が同宮しており、大きな事故や災害、破壊的な動きなどに依り、政局や政治家の地位が不安定になります。
主大・主小は、権力を守るものですが、同宮や対宮にある場合、防衛力の拡大や活躍を意味し、良い傾向ではありません。主大に民基が同宮し、対宮に太乙が有り、軍事力の拡大で、民間企業は軍事産業以外はあまり振るいません。
主小の宮位には同宮する星が無く対宮にも星が有りませんから、中国の防衛力は手堅いものですが、主小の方位には米日韓が並んでおり、いずれも軍備を増強しています。対宮の方位には、イラン、イラク、シリア、サウジ、イスラエルなどがあり、さらに軍備を拡大しますから、さらに大きな戦争へとつながる怖れがあります。
客大・客小は、妨害するものですから、同宮や対宮にあることを恐れます。客大・客小とも中宮に有り、あまり影響がありません。
太歳は、何らかの破壊的な動きを見ます。計神の対宮に太歳があり、世界経済に破壊的な動きがあります。太歳の方位には台湾があり、台湾有事が勃発する恐れもあります。計神の居る対宮の方位にはトルコがあり、イスラエルとの関係がキナ臭くなっているのも要注意です。
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世界の方位は、必ずメルカトル図法の地図で看ます。球面三角法を使ってはいけません。春分秋分の日に陽が昇る方位が東、沈む方位が西です。
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世界の動向は、今年の盤だけ見て、劇的に変化するなどと考えるのではなく、今までの流れの中で、継続して考えなくてはいけません。
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2023年の太乙年盤で、測局を行います。
枢軸国を、中国とすると、各国の方位は次の様になります。
各宮に入った、諸星の見方は、概ね次のようになります。
太乙で、権力や政治経済の状態を見ます。太乙は単独で、対宮にも星が無いので、権力や政治経済には、大きな変動がありません。
計神で、世界経済の状態を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
文昌で、世界の文化状況を見ます。文昌が単独で、対宮にも星が無いので、世界の文化状況は悪い事はありませんが、対ロ制裁に影響で経済が不振なので、文化資金も不足します。
君基は、国威の星で、国の威信を見ます。君基が単独で、対宮にも星が無いので、国の威信は、特に変わり有りません。この方位には北朝鮮が有り、国威は安定します。
臣基は、政治の星で、政治家や政局の安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
民基は、経済の星で、民間経済安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。
五福は、枢軸国だけを見ます。五福が、客大と同宮しており、更に対宮に主大が有り、中国・米国を中心に世界が不安定になり、軍事的な緊張が生まれます。
始撃は、大きな事故や災害の有無を判断します。始撃は単独ですが、対宮に太歳が有り、大きな事故や災害、破壊的な動きなどが有ります。中東や西欧方位に始撃、米日韓の方位に太歳、と為って居り、何か有ると大事になるかも知れません。
主大・主小は、権力を守るものですが、同宮や対宮にある場合、防衛力の拡大や活躍を意味し、良い傾向ではありません。客大の対宮に主大が有り、軍事的な緊張が有ります。客大の方位にロシアが有り、軍事活動は更に続く事になりそうです。
客大・客小は、妨害するものですから、同宮や対宮にあることを恐れます。客小の対宮に主小が有り、軍事的な緊張が有ります。
太歳は、何らかの破壊的な動きを見ます。始撃の対宮に太歳があります。
これらの星が、同宮したり、対宮にあったり、隣宮にある場合に象意が生じます。
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2022年の太乙測局
https://blog.goo.ne.jp/nangeensha/e/d8311cbdf2f1d021f29eb5d5b2fb2bb7
中国を枢軸国として観ます。
太乙と五福が同宮しますが、対宮には客小があり、世界の権力や政治状況は、あまり安定しません。中国とロシアの関係は良好ですが、対宮方位にある、香港の民主化テロ問題や、フィリピンの南沙諸島問題は、フィリピンの政権交代もあり、アメリカの圧力によって蒸し返される可能性があります。ウクライナなどの情勢も同様です。
計神が単独で子に入り、対宮には文晶が入りますから、世界経済や文化状況は順調となり、この方位にあるシベリアの天然ガスも中国へ向かうようになります。
君基が太歳と同宮し、各国の威信は不安定となります。この方位に北朝鮮があり、北朝鮮の体制に急激な異変や破壊がおきる可能性があります。2010年にも太歳が寅に入り、この年に、金正恩が金正日の後継者に決まりました。
民基が臣基と同宮し、対宮に星がありませんから、政治家や政局は安定し、民間の経済は順調です。習近平の国家主席再再任も順調に行くものと思われます。
始撃が単独ですが、対宮に客大があり、大きな災害や、侵略・テロなどに対し、防衛力の拡大が起こり、不穏な空気となります。この方位には、ミャンマーやバングラ、北インドなどがあり、中印の火種が燻るようになります。
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「五術・六大課」の中でも、「太乙神数」は最も習得が難しく、使える人も非常に少ないことが知られております。本書では、難しかった太乙神数の作盤法を平易に説明する他、測局、命理、風水への応用法を解説します。 |
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