４つのメンタルヘルスケア＠労働者の心の健康の保持増進のための指針

労働者の心の健康の保持増進のための指針（2006年 厚生労働省）

心の健康づくり計画の実施にあたって事業者は、以下4つのケアが継続的かつ計画的に行われるように、
　①教育研修
　②情報提供
を行い、効果的に推進することが重要である。

また、4つのケアを効果的に推進することで、
　①職場環境などの改善
　②メンタルヘルス不調への対応
　③職場復帰への支援
が円滑に行われるようにする必要がある。

４つのメンタルヘルスケア
①セルフケア
　労働者自身がストレスに気づき、対処する。

②ラインによるケア
　職場の管理監督者が中心となり、労働者のストレス状況を把握して改善を行う。

③事業場内産業保健スタッフ等によるケア
　事業者、管理監督者が、産業保健スタッフや人事労務管理部門のスタッフなどと連携しながら、
　メンタルヘルスケアを実施する。

④事業場外資源によるケア
　カウンセラーや医療機関など、様々なメンタルヘルスケアの専門機関のケアを活用する。