最近、バターなどの乳製品が品薄で高価なこともあって「マーガリン」を使う方、多いと思います。
なめらかで使いやすい、というメリットもありますよね。
しかし、このマーガリンなどに使われている「トランス脂肪酸」が以前から問題になっているんです。
(このことは、フコイダン健康堂のニュースレターやメルマガでも数回ご紹介しましたね。)
すでにアメリカでは2018年以降にトランス脂肪酸を原則禁止になっています。
世界保健機構(WHO)などの報告書でも、トランス脂肪酸が肥満や心臓病のリスクが増える可能性があるといわれてきました。
日本では摂取量が少ない、ということであまり問題になりませんが、
洋菓子や油ものなどがお好きな方は摂取量が比較的多いかもしれません。
(トランス脂肪酸の摂取量の限度目安は1日当たりの総エネルギーの1%未満といわれていますが、
日本人の平均摂取量は0.5%程度だそうです。)
トランス脂肪酸は、「マーガリン」「植物油脂」「ショートニング」「コーヒー用のクリーム」などに含まれます。
ショートニングにも含まれているということは、ショートニングを使ったケーキやクッキーなどにも含まれているということです。
市販の洋菓子、パン、惣菜屋の揚げ物などよく食べている人は、
なるべく「トランス脂肪酸フリー」のものを選ぶ、
原材料の表示を確認する、といったことに気を付けることがおすすめです。