旭岳の北北東にある中岳温泉、中岳からは丁度南西側に位置し雪解け水が流れ込む谷間にあります。
ちょうど登山道脇にあり
右側白く流れがある辺りから熱めの源泉が湧きだしており微かに硫黄の匂いがしています。
中岳温泉露天風呂の全景で、左奥は大雪山(旭岳)の雪渓がまだ残っています。
大小二つの露天風呂がこの時は出来上がっていましたが、大雨や雪の状態に因り変化しているようです。
泉質は硫黄泉で白濁色で露天の深さは深い所で30cmぐらいでしょうか。
スコップで湯底を掻きだしてみましたが、砂利を掻きだす程度で深く掘り下げることは厳しいかな
大雪山系への登山道は、この沢筋を徒渉して行くので登山者が多く温泉浴を楽しんではいられませんでした。
水着を持参すればいいかも
写真ではとても耐えられませんでしたので水彩画にてアップ
次に、上富良野町十勝岳にある吹上温泉 「吹上温泉保養センター白銀荘」です。
この施設は、自炊の宿泊施設で2,600円で宿泊することができます。もちろん日帰り入浴も600円で利用できます。
旅慣れたH山は、ここを拠点として本州が涼しくなる9月末頃まで北海道の旅を楽しんでいるそうです。
レンタカーやキャンピングカーまたは自家用車で北海道を旅している人たちが多いのにはびっくりしました。
お金のかからない旅のスタイルがあるんだなと感心しました。
ここは自炊室の食堂です。
テーブルでは煙のたつ焼肉は禁止だそうですが、鍋はよいそうです。
美味しいお酒やビール、酒のつまみを沢山買い込み山談話で盛り上がっているところです。
白銀荘の外では
陽が沈む時間帯で
皆さん
三脚を広げ沈み行く夕陽をカメラに収めていました。
白銀荘の温泉は酸性-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で
錆びた薄い鉄色をしています。
ちょい熱めかな。
こちらは大きな露天風呂で湯ったりできます。
次に吹上の湯ですが、白銀荘から歩いて10分程の場所にあります。
見た瞬間、北海道の野湯・秘湯に巡り合えた感ありで
嬉しくなってきました。
本日の登山は雨のため中止なので、私は温泉三昧と決め込み
熱めの温泉に入ったり出たりを繰り返し半日ほど浸かっていました。
浸かりすぎて湯あたりの感はありましたがいい温泉でした。
白銀荘周辺(美瑛町)には”しらひげの滝”と
神秘的な”青い池”があり
観光を楽しみました。
この日(7月21日)は、私一人が十勝岳へ登山しましたが下山後、吹上の湯で汗を流している間、iga山が素麺を茹でてくれて
青空の下、素麺をいただきましたが大自然の中で食べた素麺 美味しかったな~
最終日は時間調整のため新千歳空港にある
新千歳空港温泉にも浸かりましたが温泉のほか安眠室や食堂が充実していました。
いたり付くせりの北海道の山旅、iga山 e-sin山ありがとうございました。
後半安定するようだったら北アルプスの高天原温泉へ、不調なら富士山をもう一度+聖岳東尾根をと考えているところです。
軟弱なおじさん、あれくらいでちょうどよかった。
先日は、手稲山の頂上からということでiga氏から携帯がありました。私たちは5人で、今度、常念、蝶(30.31.1)で行きます。