運転免許の書き換えで、都庁の免許センターへ。
大江戸線の遅延と方向音痴のダブルパンチで、受付終了時刻を5分過ぎて第二庁舎に到着、
免許センターの職員の皆さんのご厚意により諸手続きを矢の様に済ませ、
講習の最終回に全速力で走って滑り込み、
汗だくで ものすごい形相の免許写真が出来上がった。
ああ、以降5年間、これを身分証明書として提示していくんだな・・・。・・・。
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都庁の散り際の桜、曇天だったけれど、
ビル群の谷間に思いがけず見える桜は、好きだなあと思う。
ユーミンの歌に
桜並木であるのを誰もが忘れていても
何も言わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ思いを散らし 季節はゆく
という歌詞があった。
ふぁっと咲き誇って、散っていく姿は、
刹那的で、潔く、そしてまたすぐに桜の木であることを忘れられてしまう。
それが、桜の持っている、美しい憂いのようなもののように思う。