今年に入って、ひとつのテーマについて、
2冊の本を読みました。
親子関係についての、殺伐とした私事なのと、
ディープでダーク過ぎるので、詳細は書くことができませんが。
私が生まれて2歳から、絶望の中にいた長い長い時間のことです。
ここ10年くらい、それを全力で切り離すことによって、うんしょ、うんしょと生きてきたものが、
一昨年に全社協の方から電話がかかってきた日を境に、
ガラガラガラ・・・と 音を立ててしんどい状況になり、日常生活が困難になりまして、
近い体験をした方々の手記を、じっくり読んでみたいと思ったのです。
2冊とも、素晴らしい本で。
1冊は、精神科医の女性の著書なのですが、
遠方に住んでいらっしゃるので、彼女のクリニックを受診させていただきながら 、
いつかお話しを伺う機会が持てたらいいな、と思っています。
この方の著書を読んで、私の母はこの病気ではない、全く異なるケースだということをはっきり認識することができました。
そして もうお一人の著者は、歌川たいじさん。
以前から大人気のブログを拝見させていただいていたのですが、
この本を読んで、本当に多くのことを感じ、追体験し、自分の幼少期とシンクロし、
うさぎのモグに心配されるほど、号泣しながら読みました。
うたさんがカウンターにいらっしゃるという月曜日の『タックスノット』というバーに、
いつか行ってみて、お会いしてお話しさせていただけたらなあ・・・と思っていて、
ただ月曜日は、終電まで横浜で演奏している日なので、
祝日である3/20に、大手町のパレスホテルの演奏の仕事の後、
意を決して(緊張しました・・・><)お邪魔してきました。
カバンからおずおず出した本に、快くサインしてくださって。
情けないですが、楽しいバーの雰囲気を壊しちゃいけないので、
ご本の話はほとんどできなかったです。油断するとドバっと涙が出てきてしまって、
何でもない様子で楽しくお話ししたかったから。
書いてくださった絵は、何もおっしゃいませんでしたが、
ご本に出てくる「ばあちゃん」と、幼少期のうたさんなのです。
この頃のうたさんは、格別かわいくて、愛らしいです。
一番好きなページです
うたさんは、本当に素敵な方でした
初めて伺っても、ズバズバと思ったことを全部ばっさばっさとおっしゃるんですけども、
根っこにとてつもない愛情とお心遣いのある方で。
お店にいる全員が、めちゃめちゃ楽しみながら、うたさんの空気に包まれてる感じでした。
たのしかったなぁ~╰(*´︶`*)╯♡
またお邪魔させていただきたいです♪
どうもありがとうございました