さて今日はいよいよクリスマスイブ。通常であれば午後4時以降、地下鉄も路面電車もバスも運行をやめ、町は静かな聖夜の雰囲気に包まれます。デュッセルドルフ市の中心に近い旧市街に出かけた人やパーティーに招かれた人なども自分で運転するかタクシー以外交通手段がなくなります。お酒を飲んだら乗れないので、タクシーの売上は相当なもののはず。ところが今年はほとんどの教会でクリスマスのミサもなし。パーティーも2世帯5名までしか集まれないので、人の動きは少ないです。それにも関わらずまだ地下鉄や路面電車が走っているのが不思議。タクシーの運転手さんたちはどんなにがっかりしているでしょうか。
お店のあるEller Mitteの停車駅から2駅行くと、U75と705という2路線の終点となり、地下鉄、路面電車、バスの発着場Vennhauser Allee(フェンハウザー アレー)に着きます。午後でもすべて写真が暗いのは、冬至の日の前後、確かにまわりが暗くて一日でも明るい時間帯が非常に短くなっているからです。ヨーロッパへの旅行が、夏至の日の前後がおすすめなのは、この逆に昼間の時間帯が大変長くなり、気候も良くて旅行の時間を十分に楽しめる可能性が高いからです。
この発着場から、有名なベンラート城や、湖 Unterbacher See(ウンターバッハー ゼー)など散策に行ける路線や多くの路線バスも出ています。