月曜日、九州にいる母が用事で東京に出てきたので、
私も久しぶりに東京に出ました。
その日は、赤羽で母と一泊して、
翌日は母と別れて、朝から美術館に行くことにしました。
ずっとメアリーブレア展に行きたいと思っていたので、
赤羽からまっすぐ東京都現代美術館のある、
木場に行こうと思っていたのですが、
上野を通るので、せっかくだから上野に寄りました。
この日は、国民の休日で、駅から美術館にかけて
人がわんさかいました。
色々な展示会があっていたので、
駅のチケット売り場でかなり悩みましたが、
東京都美術館で開催されている『トリノエジプト展』にしました。
『トリノエジプト展』では、イタリアのトリノにある
トリノエジプト博物館に所蔵されている
古代エジプトのコレクションが120点出品されています。
石片に残された象形文字や、木で作られたノミなど、
この時代の人はどんな感じで使っていたんだろうと、
想像しながら鑑賞しました。
それから、この展覧会で新発見したことが、石棺のふたに描かれた
死者の顔や石像の顔が、一つ一つ全く違う顔をしていたということ。
いままで、エジプト時代の顔というと、目が大きくて、鼻筋が通ってて、
顔の形もあごがとがった、イメージが出来上がっていたのですが、
目の周りを黒いラインで縁取られているところは同じだけど、
顔は一人一人、現代の人たちと同じように全然違うのです。
当たり前といえば当たり前ですが、この石像や絵を描いた人たちは、
亡くなった人の顔に似せて作った事を考えると、
死者に心から畏敬の念を持っていたのかな、と感じました。
そして、一番心に残った作品が、高さが1メートルくらいある
『オシリス神をかたどった王の巨像頭部』です。
なんといっても、表情が美しい。
オシリス神というのは、冥界の神らしいので、
言ってみれば、『あの世の神さま』ってことかな?
きゅっと口角が上がった唇や頬骨のラインなんかを
見ていると、変な話イケメンだなーなんて思ってしまいました(笑)
さて、東京都美術館を出ると、上野公園を散策です。
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