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分譲、土地、快適健康遮熱住宅をリーズナブルなご予算でご提供させていただく那須塩原市の相互企画のイベントニュース

遮熱のことを知ろう-5

2022-10-20 07:36:27 | イベントニュース
断熱材と遮熱材の違い④
断熱材と輻射熱

空気の熱伝導の低さを利用しているのが断熱材です。
断熱材は中に空気を閉じ込め(さらに熱伝導の低いガスを閉じ込めているものもあります)、それによって壁や天井などに空気の層を設けることで、対流や伝導による熱の移動を遅らせます。
熱の移動を防ぐのではなく、あくまでも遅らせるという効果です。
ですので、断熱性能の違いは対流と伝導による熱移動に要する時間の違いであり、高性能なほど熱の移動に時間がかかるということです。
一方で、空気やガスは電磁波を通します。
このことは、断熱材が輻射熱(放射熱とも呼ばれます)の影響を大きく受けるということを意味します。
なぜなら、電磁波が物質に衝突することで物質の分子が振動し、熱が放出されるからです。
断熱材が輻射熱(放射熱)を反射出来るのは僅か1割程度であり、輻射熱の9割を吸収し、そして放熱します。
ちなみに、太陽から発せられる熱線が直接大気に影響する割合は非常に小さく、地表や建造物などに赤外線(赤外線も電磁波)が当たることによって起こる輻射熱移動が圧倒的に大きく、それによって放出された熱によって、大気が暖められます。
ですので、地表に近いほど気温が高くなり、地表が少なく建造物のない山頂(太陽に近い)のほうが気温が低くなるというわけです。


資料のご請求、お問合せは
株式会社相互企画 山崎まで
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
yamazaki@sougokikaku.co.jp

遮熱のことを知ろう-4

2022-10-19 07:38:08 | イベントニュース
断熱材と遮熱材の違い③
熱移動の3要素の割合



以前は熱移動の大半は対流と伝導で起こると考えられてきましたが、1920年から輻射による熱移動の考え方が体系化され、ペンシルバニア州立大学とオークリッジ国立研究所によって報告がなされ、熱移動に対して輻射によるものが75%程度を占めるということが公となりました。
そしてこのことは、現在では諸研究機関の統一見解となっています。
一方で、伝導熱は5~7%にしか過ぎません。
また、対流熱では下方への移動は全く生じないということが分かります。

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遮熱のことを知ろう-3

2022-10-17 07:28:34 | イベントニュース
断熱材と遮熱材の違い②
熱移動の3要素(3原則)



一般的に熱は高温部から低温部へ移動する性質を持っており、熱の移動は熱伝導とも呼ばれています。
そして、熱は3つの要素によって移動します。それは、「対流」「伝導」「輻射」という3要素です。
つまり、どんな熱であっても「対流」「伝導」「輻射」という
3つの要素によって、暖かいほうから冷たいほうへ移動が起こるということになります。
これを熱移動の3要素あるいは熱移動の3原則と呼んでいます。

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遮熱のことを知ろう-2

2022-10-16 07:46:12 | イベントニュース
断熱材と遮熱材の違い①
断熱材は熱伝播遅効型熱吸収材料



断熱材は「熱伝播遅効型熱吸収材料」です。
熱を吸収することで、熱が伝わるのを遅らせる、時間を稼ぐというものが、断熱材の機能です。
そして、断熱性能を上げる、断熱材を厚くするということは、吸収出来る熱量を増やすということであり、それによって熱が伝わってくる時間をより稼ぐということです。
また、蓄熱しながらも放熱しますが、それ以上の熱を吸収しきれなくなると放熱量が増します。
更に、蓄熱量が増えるということは、それだけ冷めにくくなるいということにもなります。

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遮熱のことを知ろう-1

2022-10-15 08:31:17 | イベントニュース
はじめに

世界的に温室効果ガス排出抑制への取組みが行われたとしても、温暖化が止まるわけではありません。
あくまでもどれだけ抑制出来るかということであって、温暖化は進みます。
当然のことではありますが、それに伴って暑さが厳しさを増していきます。
そのような近未来のことを考えれば、これからの建物づくりにおける暑さ対策の重要性が増すということは、ご理解いただけるのではないでしょうか。
しかし、ただ断熱性能を上げる、断熱材を厚くするということで、本当に有効な暑さ対策となるのでしょうか。
また、暑さ対策を冷房頼みにして良いのでしょうか。
では、どうすれば良いのでしょうか。
このブログは、そんなことにお役立て頂ければと思います。


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